無情だが、これもまた一つの真実 ~ さだまさし「胡桃の日」
「別れ」を描くときに、相対する二人の登場人物にクローズアップする方法もありますが、さださんの場合は周囲の情景を加えることで、その場面を一層、情緒的に描いています。
この楽曲では
そして、
この胡桃の実は、行き場のない感情を示しているような気がします。
胡桃は素手ではどうやっても割ることができない。
人の心も、感情に任せ振り上げた右手では変わらない。
無情ではありますが、これもまた一つの真実と言えるでしょう
そんな風に、味わいたい楽曲です。
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