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Photo by
satou_kiyoharu
懐かしいカバー曲、「Ellie My Love」 レイ・チャールズ
サザンオールスターズは奔放な曲や歌詞で一気に人気になりました。(奔放といえば「ミス・ブランニューデイ」とかも)
あの勢いは当時の日本音楽界では異質だったかもしれません。ただ、それだけでは無かったのがこのグループの面白いところで、しっとりとしたバラードもうまいんですよね。「慕情」「Tsunami」「涙のキッス」「真夏の果実」「素敵な夢を叶えましょう」
そして、「いとしのエリー」など。
80年代末、このバンドが高らかに復活を遂げたタイミングで、今でも記憶に残る印象的な曲がCMにのって流れていました。かっこいいサングラスをした黒人のおじさんがエモーショナルに歌っているその様子は、日本の歌謡曲しかしらなかった小学生に、ジャズやブラックミュージック、洋楽への入り口を示したのでした。
この人がレイ・チャールズという人物で、ブラックミュージック界ではかなり有名であること、そして「ジョージア・オン・マイ・マインド」といったヒット曲があることがわかったのは、だいぶ後になってからでした。
そして、この曲がサザンオールスターズの「いとしのエリー」という曲のカバーであることは、ちょっと後に分かりました。
そして、すぐにサザンオールスターズのCDを買い求めた、、かというとそんなことはなく、レイ・チャールズのシングルを買い求めてこればかり聴いていたのでした。
なんといっても、この偉人がうたっているわけですから、背伸びをしたい年頃とはいえ、響くものがあったのでしょう。
今でも、この曲をきくと当時が思い出されますから、それだけのインパクトがあったのですね。
たまに懐かしく聴いています。
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