発達障害かもと思ったら読んでみて
こんにちわ。発達障害の子供が3人いるヨルノといいます。
発達障害といっても多種多様で、3人いても三人三様です。
長男が3歳のときに診断を受け、戸惑いながら育ててきました。
その上で気づいたことをまとめてみました。
長男の場合
長男はASD強めのADHD伴った自閉症スペクトラム症です。
幼少期の特徴
言葉が遅い(2歳過ぎても言葉がでなかった)
歩き出しは早い
人見知りしない
夜寝ない
昆虫、電車、恐竜が好き
パズル好き
外食ができない(じっとしていられない)
小学校時代
みんなに対して言われたことが理解できない
給食、掃除当番が分からない(何をしたらいいか分からない)
作文が苦手
忘れ物多い
中高時代以降
友達関係深まらない
得意な科目と苦手な科目の差が大きい
理数はできるが、英国ができない
陸上は得意だが、球技が苦手
好きなことばかりやる
興味がないことに対してとことん逃げる
先延ばし癖がある
カードが好き
人の気持ちに疎い
ルーティーンを守ろうとする
初めてのことが苦手
几帳面、潔癖症
浪費癖あり
現在23歳。大学中退で障害者雇用を考えていましたが、
理系の子でIT関係の仕事に普通に就くことができました。
高校と大学で二次障害を発症して引きこもりの時期がありました。
が、自分のやりたいことや決めたことは真面目にやるようです。
クワガタの繁殖を始めて、副業でやりたいようです。
次男の場合
ADHD多動、衝動性が強いタイプ。ASDのこだわりが強い面もあります。
幼少期の特徴
言葉は普通、歩き出しは少し遅かった
パズル好き
音楽好き
小中学校時代
友達と群れる
中々自分の考えが言えない
パシリになりやすい
腹が立つと言葉より手が出る
なにかイベントの前に緊張しておかしくなる
物事をするのが異常に遅い(テストもできない)
書道やそろばんは得意
お金の管理ができない
数学と社会は得意だが国語と英語が全くできない
高校生以降
とにかく朝に弱い
夜寝るのも遅い
ゲームやカード好き
ゲーセンやカラオケに行ってばかり
自分に甘く人に厳しい
友達の誘いが断れない
怒ると人が変わったように暴れる
現在20歳。現在職業訓練校に通い、就職活動予定
まわりが大学へ進む中、将来について考えることができません。
考え方も幼稚な部分が多く、毎日自分の好きなことばかりしているので
就職して、毎日通うことができるのか心配です。
一昔前であれば非行に走っていたと思います。
歌うことが大好きで、仕事にするのは難しいけれど
今は毎日歌いたいと思っているようです。
長女の場合
典型的なADHDです。
幼少時代
精神年齢が高く、文字を書くのも早かった
言葉も普通に出る
小中時代
どういうわけか女の先生に嫌われる
友達にも知らず知らずキツイことを言ってしまい、トラブルに
とにかく片付けができない(年々ひどくなる)
靴紐が結べない、ちょうちょ結びが苦手
カバンの中の整理もできない
不器用で家庭科苦手
忘れ物が多い
タカリ癖がある
イケメン好き
本が好き
書道が得意
長女だけ発達検査をしていません。
おそらくそうだろうと思っています。
この子だけ文系です。
一番世渡り上手だと思います。
結婚して家事ができるか心配です。
結婚相手は相当のお金持ちで、玉の輿に乗るのが大前提だと思います。
将来ホスト通いは絶対にやめてほしいです。
発達障害の子を育てて思うこと
3人を育ててわかったこと
結局自分のやりたいことしかやろうとしないということです。
いくら良かれと思って先回りをしてお膳立てしてももうまくいきません
勉強は学校だけでは難しいですが塾に行かせるとできるようになりました。
しかし、高校や大学になって勉強や人間関係が複雑になってくると、できない
事で自己肯定感が下がり引きこもりになってしまいました。
早期教育で勉強は大丈夫だと思っていたのに、高校の勉強は難しいようです。
根本的に学校という制度になじめないようでした。
精神の発達が10代手前で止まっているような気がして、社会性を身につける
場が学校以外であればよかったと思いました。
心療内科に長期通いましたが、薬を飲んでも良くなりません。
学校に行かないなど、ストレスを取り除いてやると劇的に良くなります。
薬は気休めに過ぎないと思います。逆に精神薬でおかしくなる場合が
あり、うちでは薬を飲むのはやめました。
自分の得意な事で認められると自信が出て劇的に良くなります。
学校では平均的に勉強ができて、コミュニケーションに長けている人が
優秀とされますが、発達障害の子のように凸凹があっても、得意なことで
偏見なく認められ、苦手なことができなくても卒業できる日本になってほ
しいです。
私は他の子と比べて普通に育ってほしいと思っていました。
別に偉くなってほしいと思ったことはないです。
が、この〝普通”が発達障害の子にとって難しいのです。
今では正しい金銭感覚を身につけて、職を持って自立してくれたら万々歳
だと思うようになりました。
いい学校に入るために勉強させていましたが、自分に合った職業に就くことが
大切で、学校は二の次なんです。
いい学校に入るといい会社に入れると勘違いしていました。
そしてストレスなく、楽しく生きて行くことが一番大切なんです。
不登校の子がいて悩んでいる方へ
発達障害の子が学校に行かないと悩んでいる方へ。
学校に行かないからってあまり悲観しないでいいと思います。
もちろん、親にとっては毎日つらく苦しい日々です。
でも当人にとってはわりと当たり前のことで行かない方が自分で
いられるんです。
長男は「行っても楽しくないし、何も学んでいない」
と言っていました。
なまけているとか、我慢できない子だと思われがちですけど
何日休んででもギリギリ卒業できたらそれでいいと思います。
不登校だった子は芸能人でも多く、後々成功している人も多いから
得意なことに一つでも気づいて伸ばすことが勉強より大切なことです。
きっとそれがあればずっと生きていけます。
無理やりやらせることはやめてください。
もう少し待ってあげてください。
充電期間だと思ってあげてください。
発達障害の子も不登校の子も年々増えています。
社会現象になっているのに、相談できないのが現実です。
でも、何かのきっかけで劇的に状況が変わることがありますよ。
私もあまり期待せずに見守って行こうと思います。
読んでくださってありがとうございました。
エールもこめてスキをしてくださると嬉しいです♡