書評「友達100人できるかな」自分の空想を形にしてプレゼントしてくれる本

友達100人できるかな　１ (FUNUKE　LABEL)

「友達100人できるかな」 はとよ田みのる(著)の漫画作品全5巻です。全巻Kindle Unlimitedで全巻読み放題になっていたので手にとってみました。

ストーリーのあらすじとしては、ある日地球侵略に来た宇宙人たちに「友だち100人を作って「 愛」を 証明しろ。証明できなければ人類は滅亡」と言われた主人公の直行が自分の子供時代（1980年代）にタイムワープして、友人を作るために奔走するストーリーです。

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宇宙人が地球を侵略に来てタイムワープするなんてなんとも突拍子のない話ですが。大人の記憶のまま子供時代を過ごす。誰でも一度は考えたことがあるのではないでしょうか？ この漫画ではそんな夢ストーリーを上手に表現してくれています。

ストーリーは大体1話でひとりの友達と仲良くなる、というペースで進んでいきます。ストーリー中にいろんなタイプの子どもが出てきて面白いです。読みながら「子供時代は理解できなかったけれども、もし今出会っていたら、あの子とも友達になれていたかも」という風に、自分の子供時代をオーバーラップさせて読んでいました。

物語の世界に引き込まれながらも、自分の現在や過去に思いをはせることのできる素敵な作品だと思います。現在Kindle Unlimitedで全巻読むことができるようなので、気になるかたはぜひ手にとってみてください(^○^)