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#父の作ったキーウィでジャムを作った

今回も父の話。

私の父は「古き良き昭和の頑固なお父さん」だったと思う。

父はぶどう農家に生まれた話は以前にお話しした通り。


父が若いころは、一般的なデラウェアが主流だったのに、
贈答用の高級な品種であるマスカットやピオーネに目をつけて、
栽培品種のチェンジをした。
早生みかんや奥手みかんの栽培もしてたけど、
ネーブルのコーナーも増やして作っていたっけ。
母の生まれ育った町で偶然見つけたアンセイカンにもチャレンジすると意気込んで、苗を5本買ってきたことがあったと思い出した。


そのながれでキーウィを植えちゃった。
ぶどうやみかんだけでは物足りないのか流行りものに手を出しちゃった。
”同じツル科なんだから、ぶどうもキーウィも一緒だ”という始末。。。
ぶどう畑の一部をキーウィに畑に変えちゃった。

そういえば、私は、父のことをよく考えたことがなかった。
私は、父のことをあまり知らない。

何年も前のアルバムを見ているとこんな写真が出てきた。


初めてのキーウィジャム作り

”小さく食べづらくて面倒なら、廃棄してしまうしかないよ”と、
言って持って帰ってきたキーウィ。
いっぱいいっぱいあったから、ジャム作りにチャレンジしてみようと思った。
その時の写真だ、懐かしい。
ヨーグルトにのせたり、ソーダ水で楽しんだ。


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画像2


私が子供の頃も、学生の頃も、就職してからも、
サラリーマンをしていたのに、
背広の父の姿はあまり出てこない。
私の思い出す父は、
畑から帰ってきた農作業着を着た父で、
色白の肌が真っ赤に日焼けして帰ってくる、
そういう父のすがただ。


父はもういないから、父と話して知ることはできないけれど、
父は、「古き良き昭和の頑固なお父さん」で「意外と流行モン好き」だったのかもしれない。

あなたのお父さんはどんなお父さんですか。



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