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ゆとりに生まれてよかった

私は"ゆとり"と呼ばれる世代を生きてきた。
私自身は「ゆとりだから」とバカにされる機会はなかったけど、一般的には「学力落ちて失敗だった」とか「これだからゆとりは〜」なんて言葉を聞く。

でも、正直ゆとりって最高だと思うの。

ゆとりっておもしろい考えをしている人が多い。

てか、大人たちが褒めまくるオリンピック選手の羽生結弦やメジャーの大谷翔平だって。テニスの錦織圭だって。
スポーツ選手ばっかり出てくるけど、よく考えればみんなゆとりじゃん。めっちゃすごいじゃん。


ゆとり教育のおかげで、好きなことに向き合う時間を持つことができた、という環境で成長できてよかった結果だ。

勉強以外の違うところに適性があって開花したら、「失敗だった」とは一概には言えないよね。

好きなものを好き、といえる時代になりつつある"いま"を生きててよかった。
たぶん昔だったら、私は生きづらくて仕方なかったと思う。

私はどちらかというとマイノリティー側の人らしく、みんながやってる就活システムに意味を見出せなくて就活はすぐに辞めた。かわりに自分に力をつけようとしていた。

5〜6年前の自分の周りにはそういう人ってあんまりいなくて、「就活しなくて大丈夫なの?」みたいな目で見られてた。合わないと思ってた自分としては、それでよかったと思ってる。

たまたま出会って飛び込んだ漁師という仕事だったり、移住したことも、一般的に言えばマイノリティー側の選択で「すごいねー!」と言われることのひとつ。

でも、「漁師やっててすごいねー!」はいつの日か"普通"になるときがくるのかもしれない。むしろ、普通になるように。

そのためには、どういう環境なのか、どういう仕事なのかを知ってもらうことが大切。
これもひとつひとつ、淡々と積み重ねるのみだよね。

少しずついろんな考え方や働き方、生き方が広まって、アホみたいないらないルールは捨てていって。
どんどんヘルシーでゆるやかな世の中になっていっていくことを願っています。

今日はゆとり思想に関する文章を読んだので、思ったことをちらり。
完成が楽しみだな。


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