間借りビジネスでの3つの注意点
こんにちは。
都内でスパイスカレー屋を夫と経営しています。
今日は間借りビジネス(二毛作ビジネス)の注意点について
お伝えしたいと思います。
▼この記事はこんな人におすすめ▼
・飲食店をやりたいけれど、まずは間借りから小さく
始めようと考えている方。
・間借りのメリットはなんとなく分かるけど、デメリットや
注意点も知っておきたい!という方。
さっそく見ていきましょう♪
注意点その①~契約書を結びましょう~
口約束ではなく、契約書を結びましょう。賃貸借契約書です。
間借りビジネスの場合、ついつい口約束のまま進むことが多い・・・と思います。しかしながら契約は重要です。
家賃は〇〇円、光熱費は含む、(光熱費は売上に準じて〇〇%)など、必要なことは全て契約書に明記しておきます。
オーナーから後から値上げ要求されることを防ぐ意味もあります。
そして、あなたが夜運営しているオーナーから昼だけ借りる場合、
そのオーナーが、さらにビルのオーナーに許可をとっているのか?
も合わせて確認しましょう。
基本的にはビルのオーナーの許可がないと、夜のオーナーが勝手に
貸すことはNGなハズです。
のちのちトラブルに巻き込まれないためにも、きちんと確認して
おきましょう。
注意点その②~人間関係について~
これは意外と盲点ですが、とっても重要です。
間借りだと自分だけの店とは違って、間借り先のオーナー、その従業員、そしてビルオーナーと、普通以上に関わる人間が多くなります。
円滑な営業を行うためには、円満な人間関係が非常に大きな鍵となります。
ビジネスを始める前に、
・借りるところはどのようなお店なのか?
・どのような人たちが働いているのか?
・どのような雰囲気なのか?
・衛生面はしっかりしているか?
をしっかりと観察して、長く付き合っていけるか考えましょう。
特に、飲食店を営むうえで当たり前に大切な「衛生面」。
これがだらしないところだと害虫がでたり掃除が雑だったりして
心地よい営業ができなくなる可能性もあります。
間借りといえど同じ場所を共有するわけで、
お客様からしたら同じ場所。
長く付き合っていけるか、考えたいところです。
注意点その③~間借りでは営業許可書は取れない?~
間借りでは、基本的に営業許可書が取得できません。
1営業許可書で、2つの店舗が混在して営業するわけです。
▼営業許可書を取得できないことによるデメリット▼
・UberEatsなど宅配サービスができない。
・銀行からの借入ができない。
・食べログなどのグルメサイトにオーナー登録できない。
宅配サービスが活用できないため、おのずとサービスは
店内、テイクアウトとなります。(自社で宅配を行うケースは別)
また、営業許可書がないと基本的に借入はできません。
そして、食べログなどのグルメサイトでオーナー登録(店舗登録)
ができないため、内容を管理することができません。
間借りビジネスは普通の店舗を構えるのと違い、
様々な制約があります。
だからこそ、
・立地
・SNSの運用
これが重要になってきます。
この記事では、これから間借りで飲食店を始めようと
思っている方に注意点をお伝えしました。
少しでもお力になれましたら幸いです。
他にも気になることなどありましたらお気軽に
コメントいただければと思います。