人気のラビスタ東京ベイに行ってきた
開業して約1年経った人気リゾートホテル、ラビスタ東京ベイに1泊してきました! 泊まってみないとわからない細かな情報をご紹介します。
交通アクセス・移動手段
アクセスは良いとは言えないし、年中、風が強いエリアなので、移動が心配な方はタクシー利用が良いと思います。最寄り駅のゆりかもめ「市場前駅」からホテルフロントまで、強風に吹かれながら約5分かかります。屋根は駅から直結なので、強い日差しや雨は防げます。
8月下旬の混み具合や客層
8月下旬の日曜日にチェックイン、月曜日チェックアウトの日程で行ったのですが、かなり満室に近い状態でした。期待していた日曜宿泊のガラガラ感はまったくなかったです。人気ホテルなので当然なのでしょう。
私の見た目による客層ですが、海外旅行客が半分以上から 2/3 程度で、海外旅行客の中での割合は 7割がアジアや中華系、欧米系は 3割程度という感じでした。ですが 14F 大浴場は日本人が中心でした。これは全裸での入浴文化による影響なのかもしれません。
チェックインとチェックアウト
2F の有人フロント前に真っ黒の自動チェックイン機が多数あるのですが、操作が独特だったり、シュッと音もなく出てくるカードキーもまた黒だったので、出てきたことに気づかず、私たちは取り忘れてしまいました(笑)。
すぐにカードキーが無いことに気づいて、ホテルの方が説明してくれましたが。
シックな室内と景色は最高!
廊下や客室内は、深い紺がベースで高級感と清潔感があって、広さも余裕がありました。空調は夏場だったので乾燥してなくてほどよく、部屋に入った瞬間から快適で過ごしやすかったです。大きめの加湿器付きの空気清浄機があったので、冬場はこちらを使うとよいでしょう。
景色は文句なしに最高でしたね~。写真では分からなくて申し訳ないですが、今回泊まった北西向きの部屋からだと、東京タワーとスカイツリーの両方が見えました。南西向きの部屋は、豊洲市場やレインボーブリッジが良く見えると思います。
残念だったのは、窓ガラスに汚れ(たぶん塩分)が付いていたこと。上の写真は、窓が少しだけ開くので、わずかなすき間からスマホを落とさないようにストラップを手に巻き付けて撮影したものです。臨海エリアだから仕方ないけど、窓ガラスが綺麗だとより良いですね。ただ、その汚れも夜になれば、まったく気にならなかったです。
無料サービスが多数あるけど、ちょっと微妙
私が気づいた無料サービスですが
お菓子の配布(2F フロント奥、時間制限アリ)
夜鳴きそば(2F レストランSACHI、22:00~23:30)
自動抽出のコーヒーや紅茶等(7~13Fの奇数階のみ)
お風呂上がりのアイス(14階 湯上り処、15:00~24:00)
大浴場とレストランの混雑状況チェック(客室内のテレビから)
無料Wi-Fi(客室内および館内全体)
などがありました。どの無料サービスも素晴らしくてとても良いのですが、海外旅行客によるマナー問題と混雑ぶりで、利用する際にちょっと微妙だったのが、2. 夜鳴きそば と 3. 自動抽出のコーヒー、5. 混雑状況チェックです。
まず、2. 夜鳴きそばは、かなり混雑するのでタイミングによって 10~20分くらい並びました。係りの方が一生懸命、麺を茹でているのですが、宿泊客の多さには合ってなかったです。23時近くになって空き始めたのですが、この時は日曜夜だったので、宿泊客が多い金曜日や土曜日の場合は、早めに行かれた方がよいかもしれません。
3.自動抽出のコーヒーですが、各階にある自動販売機や喫煙室のあるコーナーの内、7、9、11、13階の4か所に各1台ずつしかありません。コーヒーは自動で豆を挽くタイプので美味しいのですが、抽出時間が長いために待ち時間が長いのと、海外旅行客のマナー問題(何杯も連続で淹れたり、淹れたまま放置してその場を離れたり)で、あまり快適には使えませんでした。もっと台数を増やすなどしてもらいたいです(各階に設置して欲しい!)。
5.大浴場とレストランの混雑状況チェックは、客室内のテレビから利用できるのですが、情報が正確ではない印象でした。特に女湯は深夜帯でも【混雑】の表示がされていて本当に【空き】のタイミングがあるのか謎でした。覚悟して実際に行ってみると、それほど混んでなかったそうです。
ホテルのウリ1 天然温泉やサウナ
14F の天然温泉大浴場は、とても気持ち良かったです! 客室から見える以上の景色と広々とした脱衣場や内湯(天然温泉)は、満足感が高くて言うことないです。とはいえ、やはり空いてるタイミングでの利用をお勧めします。15時~翌日10時まで利用できます。
ちまたで人気のサウナ関連も気になりますよね。まずサウナルームは10人くらいが同時に入れて 100~105℃(男湯)と温度が高めで、広さがある水風呂は 14~15℃(男湯)としっかり冷たかったです。しかし、外気浴をする整い場が、決して広くはない露天風呂のスペースの片隅で、しかも椅子が2つしかありませんでした。
せっかく良いサウナルームがあるのに、外気浴スペースが狭いのがもったいなかったです。脱衣場まで戻ればベランダがあるのですが、サウナから十数メートル以上の距離があって、背もたれのない椅子が3脚なので、こちらも「ととのう」には適してなかったです。
ホテルのウリ2 朝食バイキングと夜泣き蕎麦
ホテルのお食事もまた、とても素晴らしかったです。朝食バイキングは和洋中と揃っており写真にはないですが、ローストビーフがとても柔らかくて美味しかったです! あまりの美味しさに驚いて写真を撮るのを忘れてしまいました。ソースが何種類かあったので、お好みでどうぞ。
近隣観光スポット 豊洲市場とぐるりパーク
数少ない近隣観光スポットは、道路を挟んで反対側にある豊洲市場がメインとなるでしょう。豊洲市場しかない、と言ってもいいくらいです。豊洲市場は想像以上に広くて、かなり歩きました。ゆりかもめ「市場前駅」から魚がし横丁まで徒歩 10分はかかったと思います。
月曜日の12時頃に水産仲卸棟4階にある魚がし横丁へ行ったのですが、残念なことに半分以上の店が閉まっていて寂しい感じでした。休開市日ではないのに、この時間帯での閉まり具合は、きっと平日だからでしょう。土曜日であればより多くのお店が開いているのではと思います。
レストラン街の豊洲市場ぐるめは、月曜日でもお店が開いていたので、ご安心ください。水産仲卸売場棟(6街区)の方にしか行かなかったのですが、心惹かれる丼物が多かったです。朝食バイキングを食べ過ぎたので、参戦できなかったのが悔やまれます。
最後にぐるりパークです。東京湾に面した豊洲ふ頭の外周をぐるっとランニングコースでつないだ公園施設となっていまして、月曜日の早朝なので誰もいませんでしたが、広々として空が近くに感じられ開放感あふれた場所でした。意外と磯臭さがなく、ベンチも多数あってブラブラと散歩するには良いと思います。
週末は豊洲でのバーベキューが盛んなようで、日曜日にゆりかもめに乗って驚いたのが、10代後半から20代の方が多く乗っていてモノレール内が混みあっていました。ホテル周辺でも食材を抱えた人たちが手ぶらBBQ広場を目指して移動していました。
ラビスタ東京ベイは、都心から近場なのにリゾート気分が味わえる良いホテルでした。海外旅行客が多いのも、異国感を感じられて良いかもしれません。
一番のポイントは、時間の経過とともに変わっていく東京を、ちょっと離れた海側から眺められる景色ではないでしょうか。客室からだけでなく、レストランや天然温泉大浴場から違った角度で楽しめます。
note を書くのに行き詰った時とか、ラビスタ東京ベイに来れば、東京を眺めながらいいアイデアが出るかもな~、なんて妄想しました。またリラックスしに行ってみたいと思います。