習慣は「欲求と理解」が作る
こんばんは、しまひろゆきです。
今日は習慣についてお話してみたいと思います。
なにかを始めた時や、なにかで結果を出したい時、よく言われるのは「習慣化すると楽」と言われます。ただ多くの人は「習慣化」に至るまでに辞めてしまう人が多いです。これに関して「やる気の問題」と思われがちですが、実は他に理由があるんです。
私は学習することが好きなので、今まで様々なことに取り組み、自己成長のための行動を取ってきました。
・読書
・英語学習
・人間性心理学
・メンタルセラピスト
・YouTube毎日更新
その中で続くものと続かないものがありました。実はこれはやる気の問題ではなく、欲求と理解の問題です。
意識より強い欲求の力
まずは「欲求」についてお話します。
例えば、読書が1年間毎日続いた時期がありました。本を毎日読む、もっというと毎日1冊の本を読む。となると「そんなの無理」と思う人もいると思います。
ところが、この時の私の気持ちは「本がおもしろくて仕方がない」そんな気持ちでした。要は「もっと知りたい、もっとおもしろい知識に出会いたい」そう思って、いかに今読んでいる本を読み終えて、次の本に出会うのかを楽しみにしていたのです。これが「欲求」です。
人間性心理学を学んでいた時もそうでした。学び始めた時「人の行動には、こんな心の裏側が隠れていたんだ!」と知ると、「人の心」について学ぶことが楽しくて、楽しくて、知りたい欲求が止まらなくなったのです。
このことからわかるのは「欲求が習慣を作ってくれる」ことです。読書にしても、心理学にしても私は続けようとは思っていませんでした。もう少し深掘りしていうと、続けようではなく「続けたい」と思っていたのです。意識ではなく欲求が勝っていたのです。
これが「欲求の力」です。
理解がないと続かない
続いて「理解」についてお話します。
物事が続かない理由の一つに「内容を理解していない」ことがあります。「わからないから続かない」という状態が起こっているのです。
今度は英語学習を具体例に話をします。私は大学を卒業してから、英語学習を自分で始めたのは26歳の時でした。その時始めたのはTOEICのテスト勉強。ただ全然続かず、やっては辞め、また再開しては辞めの繰り返しでした。頭では「やろう!」とわかっていても、行動がついていかなかったのです。
まずここでわかるのは、前章でお伝えした「欲求」はなかったということです。そして「どうすればTOEICで良い点数を取れるのか?」「英語を話すために必要な学習は?」「英語を話せる人はどんなことをしていたのか?」この辺りの理解がまったくなかったのです。
つまり「英語力を伸ばすための理解」が足りていなかったのです。そうしたことで、英語を勉強していても、やり方や目標がわからないから楽しくない。このようなサイクルに陥ってしまい、学習がまったく楽しくありませんでした。
理解ができれば物事は楽しくなる
今度はYouTubeの話です。理解が進まないことで苦戦したもう一つはYouTubeでした。
今でこそ沢山のYouTuberが出てきて人気があるYouTubeですが、始めるにあたってはいくつもの理解が必要です。
・YouTubeの登録、設定、編集
・動画の撮影、編集
・ネタだし、見られるテーマの研究
・人気YouTuberの分析
・広告収入と商品販売
簡単に列挙するだけでも、このようなことを理解する必要があります。
もちろん最初は手探りをしながら試行錯誤を繰り返す必要があります。この時の作業はあまり楽しくありません。動画を初めてアップしたり、少しずつできていくことに達成感を味わえる程度です。
それでも続けていくと「YouTubeの理解」が進むので、楽しくなってきます。思った通りに編集ができたり、アップした動画が見られるようになったり、他のYouTuberがやっていることが理解できると楽しくなるのです。
ここでわかるのが、理解ができたことで物事が楽しくなり、行動が続いていくという現象です。
結論
このように習慣は頭で考えて「続けていこう」と思っても、習慣化できないのです。もちろん、やる気や根性で1ヶ月続いたとしても、3ヶ月、半年と続けていくことは難しいでしょう。
中長期的にみると、大事なことは「欲求と理解」なのです。人は続けたいと思うものしか継続することはできません。そこには続けたいと思う欲求と楽しいと感じる理解が必要なのです。
もし皆さんが習慣化に苦労しているなら、自分の欲求と理解がどうなっているのか確認してみてください。これを確認するだけで、あなたの習慣化は簡単になっていくかもしれません。
よければYouTubeでもみてください。