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喜多仲ひろゆ(中の人)の記事

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カテゴライズできない、実験文章です。 「中の人」である喜多仲ひろゆが、新たに書き下ろしている文章です。
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2020年3月の記事一覧

「西洋の城って、なんで四隅が円柱状なの?」

表題に付いて、家人から聞かれた。 どうやら。歩いている時や仕事している時でも不意に思考し…

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12万文字の「表記のゆれ」で眩暈がする

「「お疲れ様(ッス)~」」(この鉤括弧表記は、どうなんだろう?) ああ、三人ともありがと…

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元「商業ライター」が、「小説」に挑戦する【備忘録】

■序「明日から頑張る」。 じゃなくて、二月に覚醒してから頑張ってる。少しずつ。 具体的な内…

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まったりホリデー

おっす! オラ、パンダ店長。おめえ強えぇな! オラ、もっと弱い奴と戦いてぇ! 「何を言っ…

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【12H_TA】前半ネガティブ、中盤は手品、後半は生き物【25379文字】

本日。十二時より二四時まで、実験的に「表題について」書きます。 プロットは頭の中には無く…

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「SNSダメ人間」な俺【だが、生きていかざるを得ない】

「人生」という事象は、「出会い」と「別れ」の連続性をもって保たれる。 しかし。そこに「意…

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【イメージラフ付き】ハッピーエンドの作り方【0-5】

【第五幕】「カコとパンダ店長」(一人称=パンダ店長視点。メタ成分+) カコ【初期イメージラフ】 ※ハリーさんに描いてもらいました。もう少し、脳内では等身は高いです。イメージが揃ったら、色付きで別で上げます ――うん、血は止まったみたいだ。 俺は、頭に貼ってあった絆創膏を「べりり」と剥がして、カコの部屋へと向かった。 しかし、酷い目に遭ったもんだ。 ミライの身も世もない悲鳴が聞けたから「よし」とするが、二度とあんな目には遭いたくない。 ギャグ漫画だったら、「箒がヒットする瞬

「男はつらいよ」(天才RE-Mix)

いやあ。 今朝ほど、久しぶりにダークサイドに飲み込まれました。 三年もの間。冬眠してた俺―…

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就職活動について【比類なき天才の場合】

就職活動って、いつ頃の解禁でしたっけ? 私の時代は、三年次の六月くらいだったように記憶し…

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ハッピーエンドの作り方【0-4_b】

【第四幕-B】「ミライとパンダ店長」(一人称視点=ミライ) 私めが、散らかり放題にしてある…

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ハッピーエンドの作り方【0-4_a】

【第四幕】「ミライとパンダ店長」(一人称視点=パンダ店長) 「おい、ミライ。こいつを見て…

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【短編】少女Aの憂鬱(或いは、「醜いアヒルの子」の葛藤)

少女はイジメを受けていた――。 きっかけは簡単なものだった。 クラスのリーダー格の女子が…

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「自分が書いた記事の優劣」の見分け方

今回の記事は、「クリエイターになりたい(或いは既になられた方)」が、とっくのとうに書かれ…

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ハッピーエンドの作り方【0-3】

【第三幕】ノドカと店長の関係性(極端な第三者視点=状況説明のみ) 「店長~、どこ行ったんですかあ?」 ノドカは、普段より「ことさら」困り顔で、店内をパタパタと走り回っていた。 「なぁに~?」 ノドカの目前に突然、ミノムシのように天井からぶら下がったパンダの顔が逆さになって姿を現した。 「ひゃうっ!」 驚きで奇妙な悲鳴を上げながら、後ろ向きで壁側に飛び退(すさ)ってノドカは尻もちをついてしまった。 「もう! どうして店長は、そんなに自分勝手なんですかっ! お店のことも、ちゃん