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「くまさん」の葛藤と内的矛盾
童謡「森のくまさん」。
疑問を感じたコトがある人は、私以外にもいるはずです。
「逃げろ」といいながら「とことこついてきた」上に「落し物を届ける」。
君は何をしたいの?
「怯えて逃げる女の子が見たかったんです」とか、性犯罪者の言い訳みたいなコトか?
いやさ。
大人になった今なら、くまさんの奇矯な行動に説明が付けられるかも。
それでは。
くまさんの気持ちを考えてみましょう。
1.あるひ もりのなか
元「商業ライター」が、「小説」に挑戦する【備忘録】
■序「明日から頑張る」。
じゃなくて、二月に覚醒してから頑張ってる。少しずつ。
具体的な内容は、目次でも見りゃいいんじゃね?
「読む人」さんから買った、下記のテキストを読んだんよ。
はあ? ステマだと!
お前ら、今まで書いてきた俺の「#喜多仲ひろゆの現在」が付いてるハッシュタグの記事を、全部読み直してから来い! 話はそれからだ。
※ここで「喜多仲ひろゆの原罪」って変換されて、落ち込んだりもした
アランとメランの恋物語
最近心に響いた、会社の先輩女子との会話――。
「キタナカさんは結婚してないんですよね? 『独身貴族を謳歌』って感じですか?」
そんな事無いですよ。こんな会社に居ると、女性に興味がなくなります。
若い内か、結婚してから入るのが正解ですね。
「あはは」
もうね、俺の脳内辞書アプリには「恋愛」って単語は登録されてないですからね。
「えっ? それは大変だよ、すぐ『インストール』しないと!」
こういう切り
【ミニマム推理小説】キタナカ家の日常
「珈琲が、無いっ!」
彼女の声が、決して広くはない我が家の居間に響いた――。
私は彼女が言っている言葉の意味が分からず、眠い目をこすりながら自室から居間へと向かった。彼女は通常時は声が小さいくせに、狼狽すると大きな声を上げるので異常事態であることは間違いがないだろう。
「どうしたんだい? 『珈琲豆が切れた』って訳じゃあ無さそうだね」
意識して、ゆったりとした口調で彼女に聞いてみた。
今
かなしきDelusion
痛いのって結構好き
「私は生きているんだ」って実感できるから
刃物で傷つくのが好き
傷口の脈動がイヤでも自分の生命を感じさせてくれるから
偏頭痛がこめかみの辺りにズキンズキンってくるみたいに
極限まで走った後に、耳鳴りと一緒に聞こえる鼓動みたいに
傷口は、押さえる手に伝える
私の脈動を
私の脳内に溢れるアドレナリン
その時が私の至福の時
だからってSMとかっていう「安心」を内在した痛みは好きじ
プルトニウムな腹回り
巨乳グラビアアイドルの水着写真で、「乳輪」か「陰」かで大論争。
えぇ。
少年の心は、いつまでも忘れません。(BGM:「Stand by me」)
かてて加えて、パリ生まれの浅草育ち。
好きな食べ物はゲインズパックン。
とんと音沙汰が無いかと思えば、神経を逆撫でするような奇声を発する。
立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は見るもおぞましく語ることすら憚られるキタナカです。
「銀河系(東側)の管理人」とい
【サイバー小噺】演目「チップが怖い、紙好き男」
テケテンテケテンテケテン……(SE)
えー。この世の中には「十人十色」の言葉の通り、色んな人がおりまして。
ある奴ぁ「金や名誉よりも『背丈』が欲しい」なんて言い出すし、「君さえいれば僕は幸せだ」なんて、歯が浮いっちまいそうな浪漫チックな言葉を、平気の平左で言えちゃう奴もいる。
大体、アタクシに言わせてもらえりゃあ、「本当の」幸せとか自信なんてものはね。最初っから、ありゃしないんだよ。
そんなの探し
たった一つの冴えた別れ方
「私の命ってね、もう長くないらしいのね……」
抱きしめる僕の腕の中で、彼女はそう呟いた。
「ま、ガンって奴。リンパ節に出来ちゃうと……どうにもならないらしいの」
ごく普通に、「今日のお味噌汁は、ちょっとしょっぱかったね。ゴメンね」って言うみたいに。
頭の中が真っ白になって。
どうしてそんなことになる可能性を、僕は無視してきたのか?
どうして彼女に、もっと優しくしてあげられなかったのか?
そんな疑