梅雨の合間の庭掃除
梅雨は読んで字の如し。
雨の合間に、境内の掃除をしています。
5月の半ばにギックリ腰になってしまいました。降誕会(宗祖親鸞聖人のお誕生日の法要)の準備で、連日境内の草取りをしていたのがこたえたようです。
それから1ヶ月経って、やっと動けるようになりました。その間も、雑草の成長は止まってはくれません。きれいに抜いていたところは、ポツポツと目立つようになり、裏の庭は、ドクダミが伸び放題…。掃き掃除は雨の合間になんとかやって、梅の木から落ちた梅の実や、ツツジや紫陽花の花がらを取っています。老木の柿の木に小さな実がなってますが、秋まで実を成らす体力はないようで、バラバラと落ちてきます。
汚いよりきれいなお寺の方がいいわけですが、きれいな状態を日々維持するのは、ホントに至難の業ですね。子どもの頃から、庭掃除をしてますが、それが苦痛でお坊さんになるのを躊躇したくらいです。掃除をしてくださる方を雇えるだけの大きなお寺か、もしくは庭なんてない、都会のコンクリートで固めたお寺か…そんなことを小学校の頃から考えてるのは、ぼくだけじゃなかったことを最近知りました。お寺の子どもあるある、だそうですね。
境内の掃除道具の一部です。いろいろ使い分けます。気づいたのですが、使いやすいのは、やっぱり天然素材です。竹ほうきも、実家を手伝ってたときは、市販のものをバラして、セメント用、土用、砂用、植え込みの下用、苔用と作って使いわけてました。こっちでもぼちぼち作ります。
掃かないと、きれいにならないのが庭ですが、掃いた後ろから、落ち葉は落ちてきます。割り切らないといけないよね、と思えるまでには、相当な時間と作業経験というか…野鳥のさえずり、カエルの鳴き声、時々来客と電話…ぼちぼちやることが苦にならないようになりますね。
雨がポツポツしてきました。あともう少ししたいところですが、今日はこの辺で。