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このコロナ禍で自宅とセンスを磨く
「五感」を研ぎ澄ませるために、心にランタンを灯す。
あくまで自宅で、心に炎は燃やさない。
◆まずは健康のために素振りで身体を作る
ランニングには行かない。
自宅でできることを頑張りすぎない(選手ではないので)。
朝のゴールデンタイムを逃さないために「素振り」で朝活をする。
バットスイングは全身運動なので手っ取り早いトレーニングになるし、コーチはノックも上手くならないといけないので仕事にも活きる。
ポイントは5キロの短いバット(約60cm)「alexのバットダンベル」で素振りをしているところ。
試合用のバットが1kg弱(85cm)であることを考えれば単純に5倍の効率の良いボディトレーニングになるし、部屋が狭ければ狭いほどシャープなスイングが身につくと考えている。
メニュー
①ノーステップスイング(地面と並行なレベルスイングで左右往復)
②クロススイング(へその前で×を描くようにゆっくりと連続で)
③一本足打法(お尻の筋肉を使って片脚で立ち3秒止まってから振る)
この3種類のみ、それぞれ3分で9分。
集中して毎日続ければボディラインの変化など成果が出ると信じている。
「よく練習して」「よく食べて」「よく寝る」
選手時代の基本に立ち返り、健康的な身体を目標にする。
◆テレワーク環境を整える
一番のこだわりは「昇降式のデスク」。
座りすぎによる健康リスクは高く、メンタルヘルスや認知機能の低下も指摘されている。時々立ってデスクワークができるように自動昇降機能付きのデスクにした。
椅子は長く愛用しているハーマンミラー社の「アーロンチェア」。身体を酷使してきたほう(特に腰)なので、人間工学に基づいたアイテムを選択する。
観葉植物は「アグラオネマ」「ウンベラータ」で天井につきそうなほど大きく成長した(涙)。いろんな意味で。
あとは1つパンチの効いた絵画があればいいなと思う。バンクシーさん描きにきてくれないかなぁ。
ネット環境も整えて、新たな書斎スタイルを。
◆五感を磨く
1. 風呂掃除・窓を拭いて「触覚」を磨く
サウナや温泉にもなかなか行けない。
自宅では「入浴剤」などで風呂環境を整える(マグマオンセンを愛用)、というより清潔に保ちたい。
浴槽を磨く時には股関節の柔軟性を意識して、ゴロ捕球の体勢ができればベスト(相撲の四股のような足)。
窓拭きは肩甲骨の可動域を広げ、インナーマッスルの強化に繋がる。
ライトハンドとレフトハンド、バランス良く(ベストキッド参考)。
指先の「触覚」を研ぎ澄まし「ひつこい汚れ」を「ボール」だと思ってキャッチできれば捕球スキルのアップが見込める。
野球少年少女には親孝行との両立にもなるので是非オススメ。
2. 音楽旅行に出かけて「聴覚」を磨く
旅行に行きづらい生活になった。
野球選手になってからは、シーズンオフのバケーションが楽しみだった。
海外も国内も、色々な場所を巡ったけど野球が国技だといわれている「キューバ」に1度は行ってみたい…のだけど。
ラテンミュージックを聴くようになったのは20代前半にある選手と出会ったことがきっかけかな(前YBカントク)。試合前によく音楽に合わせてダンスをした(内野手のリズム感が養えたのかもしれない)。
マイブームは朝の「ハワイアンミュージック」と夜の「JAZZ」
(洒落たバーにも行きづらいし)。
「波の音」や「森林浴の音」、「焚き火の音」なんかもリラックスできる。
音声アシスタント機能が発達した(Siriを良く使う)けど、最近CDプレーヤーを購入した。家には「葉加瀬太郎」さんのCDが何枚かあるけど「Another Sky」で飛行機に乗っている気分になるし、世界中を旅させてくれる。
目を瞑り「聴覚」を研ぎ澄ませば音楽でどこにでもいける…
そんな気にさせてくれる、はず。
3. 香りを楽しみ「嗅覚」を磨く
香りといえばワインとコーヒー。
お酒は食事に合わせるスタイル(よう言うわ)。
ワインはそこまで詳しくないので、とりあえず「カベルネ・ソーヴィニヨン」を選んでいたけど、最近はイタリアの「バローロ」がお気に入り
(飲みやすくてどんな料理にも合いそう)。
コーヒの思い出は、友人がインドネシアのお土産で買ってきてくれた豆。ジャコウネコという猫の糞から採取されたコーヒー豆だという。香ばしい香りで最高だった。
香水はつけないけど(ドルガバのは持ってる)、最近はアロマオイルをよく持ち歩く。はじめは苦手な香りだったけど段々と気に入り、今ではマスクなんかにもつける程になった。
コーチになってからはポケットに忍ばせることもあり良いメンタルバランスで仕事ができている。
「嗅覚」を研ぎ澄ませて試合にも臨みたい。
4. 眼鏡を新調して「視覚」を磨く
目を酷使するようになった。
テレワーク推奨で「会議」「講習」「トレーニング」「ヨガ」、「坐禅」までリモートになったことには驚いた。
パソコンやタブレット(iPad)、スマホに電子書籍(Kindle Oasis)、ときにはスマートウォッチ(GARMIN)まで持ち歩く日々。
このままでは視力が持たないので、もう一度白球を見つめ直す。
時々眼鏡をかける。
裸眼でも悪くないけど目的は2つある。
左右のバランスを整えることとブルーライトやUVから目を守ることだ。
朝の目覚めが良いと感じられたり効果は歴然である(レンズも進化している)。
感染症対策になるとも言われているし、何だか落ち着く。
新年を迎えてクリアブルーの縁のメガネを新調した(ZOOM会議で印象が良いらしいw)。画面映えるするために努力をする日がくるなんて…眼鏡をかける時間が増えそうだ。enjoyしよう。
情報の90%は光の刺激によって生じる「視覚」からと言われている。判断を迅速にできるように観察眼を磨く。
今年もたくさん「白く輝く放物線」を見届けたいと思う。
5. うま味を知り「味覚」を磨く
「味覚」は甘み、酸味、塩味、苦味、うま味の5つからなる。
そのうちの1つ「うま味」は日本人科学者が発見し、昆布から取り出したアミノ酸の一種「グルタミン酸」が最初に発見されたうま味物質。
「グルタミン」といえば筋肉づくりをサポートする役目がありアスリートには大事な栄養素であるが、「グルタミン酸」とはまた別のアミノ酸だそう。
さらに調べると「旨味は美味しさ」「トマトにある」「納豆のネバネバ」という感じですっきりしない。「うま味」も「旨味」も「うまみ」も意味が違うらしいし…。
うま味って感じてます?
僕はこれといってよくわからない。
最近気になっているのはロサンゼルスで誕生した「UMAMIバーガー」。
うま味を最大限に引き出す調理方法をしているらしくて日本にもやってきた。
まだ食べていないのでコメントはできないけど、また機会が来れば頂きたいと思う。
うま味を「うまい、うまい」と言いながら食べて「味覚」を刺激する。
また秋にはみんなでうまいビールを飲みたいなぁ。
「心にランタンの灯火を」1〜5シリーズでは「みんなのフォトギャラリー」より画像を使わせて頂きました。
素敵なランタンの写真ありがとうございます。(上の写真は自宅にて)