オリンピックボランティアが見る中国
中国と聞いて皆さんはどんな感情を持ちますか?最近は米中貿易摩擦や尖閣諸島問題やら香港問題やらあまり良い印象を持たないですよね。ここで一度中国について基本的なことを復習しておきましょう。
中華人民共和国 人口14億人(世界1位)面積9,634,057km2(世界3位)GDP19兆6000億ドル(約2110兆円)米国を抜き(世界1位)
第5代中華人民共和国最高指導者 習近平は1953年生まれで質素倹約な実務家、囲碁サッカースキという反面、2期10年とする憲法を改正して習近平核心体制を終身制にするなど権力の集中化を図っています。
経済では一帯一路政策を推し進め、中国経済圏を確立しようとしています。
尖閣諸島問題は2012年に尖閣諸島を民間から国が買い取ったころから中国船が接続水域に頻繁に表れ始めました。
中国は日本にとって最大の貿易相手国であり、中国にとっても米国につぐ第2位の貿易相手国になります。
このように中国と日本は政治的にはさまざまな問題を抱えつつも、切っても切れない関係にあります。古くは多くの文化は中国から朝鮮半島を経由して日本に入ってきました。先日まで奈良で正倉院展が開催されていましたが、正倉院の品々も多くは中国の影響を受けています。
一方で日本は古来より古事記や日本書紀にあるように、神話の世界から現在の天皇につながる世界にまれなる独自の文化と歴史があります。
来年のオリンピックでは、多くの場面で日本選手と中国選手が戦う場面がみられる事でしょう。個人的には卓球の勝負に興味があります。スポーツでは一切の政治や経済の話を抜きに純粋に選手の健闘を応援したいと思います。