見出し画像

文章という手段で「拡張する世界」(ライター募集・二期)

思いつきやアイデアは、思っているよりずっと時間をかけて実現されていくんだなぁと、私はいいかげんそれを認めなくてはいけない。

それと同時に思うのは、こんなに一つの想いが長く続くのは自分にとっては珍しいし、自分から現実が離れないのはもっと珍しいなと感じている。

2020年8月。私は「メディアの世界」と「伝統の世界」に足を踏み入れた。店舗もホテルも、あらゆるところがメディア化していく様子を眺めながら「自分が目指す方向はこっちだ。」と確信したのだと思う。

────

今回は私たちは「二期・ライター募集」の告知を、この記事で発表します。

1つは「伝統メディア」を一緒に育ててくれる、プロボノライターの募集。聞きなれない表現かもしれません。定義は「プロのボランティア」とされています。つまり、無償でお手伝いをしてくれるライターの募集です。

「え、どういうこと?」と思いましたよね。。

イメージは、お金とは異なる報酬を受け取ることで、自分や人生の「拡張」を促す機会と場所が得られる……。そう思ってもらえたら、うれしいです。

2つめは「ブランド広報ライター」の募集。こちらは有償の執筆依頼です。一般的な表現をするなら、「PR領域のインタビュー&ライティング」になると思います。

一見してバラバラな2つの募集ですが、コアの想いではつながっています。どうか、このまま読み進めてもらえたら幸いです。

伝統メディア・プロボノライター募集

1年前の8月、私はこんな記事を書きました。

自分のなかで大きな心の変化があり、文章の力で社会を変えていきたいなと強く思うようになったのがキッカケ。その想いがあふれすぎて“世界” なんて大げさな表現をしてしまったのだけど、結果、10名以上の方々から、応募をいただくことができました。

あれからもうすぐ1年。

現在7名の、アクティブに活動してくれるライターさんたちとともに、伝統に纏わるこちらのメディアを運営しています。

コンセプトは「伝統から未来の消費文化を考える」です。現在までに3つの目的をもって運営されてきました。

 1. 情緒と非合理を大切にしたメディアにする
 2. 文章の力を証明するメディアにする
 3. 伝統の潜在的価値を可視化し、未来につなげる

「作り手」と「伝え手」のそれぞれを取材する、ブランドジャーナリズムの精神で運営をしていますが、現時点では「伝え手」の記事が中心です。

それが今回、4つめの目的を新たに設定することで「作り手」の方々を中心に取材する方向性を打ち出しました。それがこちら。

 4. メディア起点の、具体的な支援をする

一言でそうはいっても、施策の実施には意外とむずかしいところがあって。現在、ライターのみんなでディスカッションしながら、私たちらしい具体策を導きだそうとしています。

そう、伝統メディアのプロボノライターになることは、私たちと活動をともにする「プロジェクトメンバー」になることも同時に意味します。その代わり、参加に対する強制力はほぼありません。

「あなたはどんな生き方、働き方がしたいの?」

「伝統メディアとかかわることで、あなたにどんなメリットがある?」

伝統の世界に詳しくなること、文章が上手になること、ライターの肩書きで有識者の方々や職人さんとコネクションを作ること、コミュニティ活動を通して自分の視野を広げること……なんでもいいです。

そして、自分が目指すことと、私たちの目指すことの重なる部分が少なくなればいつでも離れていいし、いつ戻ってきてもいい。いつでも私たちはこの世界でつながっているし、重なることもあれば離れることもある。

そんな前提や世界観のなかで、自分らしくかかわってほしいんです。

やることは、月1~2回の定例Zoomミーティングへの任意参加と、チャットでのテキストコミュニケーション。取材したい人(企業)が見つかったら、取材依頼書を一緒につくって、OKが取れたらZoomでオンライン取材する。

あとは記事を書く、って感じです。

ライター未経験でも安心してください。メンバーのほぼ全員が未経験です。でも、1本の記事を書き終える頃には立派なライターになり、有償の案件でもこなせるほどの実力がつきます。

そのあたりはしっかりサポートするので安心してください。

どのぐらいのペースで書いたらいいのかも気になると思いますが、1年に1本か2本の記事が書けたら十分です。あなたの「目的」に合わせて、かかわり方を一緒に決めていけたらと思ってます。

詳しくはまた、お申込み後の面談でお伝えします。私たちの考え方とマッチするようであれば、ぜひ一緒に伝統の世界、メディアの世界、そしてあなたの世界をともに広げていきましょう!

私の伝統に関する想いは、こちらの記事にも書いてます。

ブランド広報ライター(有償)の募集

ここからは、有償の「ライティング案件」に関するお話です。

こちら、1年前も同様に募集しましたが、実は思ってるようなお仕事をお渡しすることができずにいました。

あのときに想定していたような案件をご用意できなかったことが原因です。それがここ最近、ようやく、少しずつご案内できるようになりました。

私たちの母体は、株式会社ソレナといいます。

Website を見てもらうとわかると思いますが、伝統まわりを専門とする会社ではなく、ライティング主体の業務を中心としています。

現時点では、組織開発や新規事業開発、スタートアップ支援をする会社や、ものづくりに関するBtoB企業のお仕事が中心です。今後、少しずつですが、地方創生やまちづくり事業をする会社さんの支援も増えていきそうです。

ここからは少し、なぜ「ブランド広報ライター」の募集もこの記事内で応募するのか? というお話をしたいと思います。

理由はシンプルで、価値観マッチングするライターさんじゃないと思うような記事のクオリティがでないことがわかってきたからです。

「いいライターが見当たらない」

という話は、この業界に入る前から耳には入ってました。でもそれって、どういうことだろう? と思っていたんです。

時にはその言葉どおり、「ちゃんと書けないライター」が意外と多い事実があるのだと思います。具体的には……

・納品スケジュール、〆切を守れない
・記事の狙い、目的を汲んで書けない
・業界理解のキャッチアップができない

が多い印象です。プロとしての文章は、いわゆる文章力や表現力とは異なるスキルが求められることが多いんです。そのあたりのミスマッチがあるのだと思います。

そしてもう一つ、先ほど私が書いた「価値観マッチング」です。

なんと申しますか……文章も上手で記事もしっかりしているけど「心がこもっていない」現象があるのだと気づきました。

文章って不思議なもので、心を込めて書けているかどうかが、そのまま読者に伝わってしまうものなんです。

いまはこの会社も小さいので、営業の窓口は私になります。会社というよりも「私」との価値観が共鳴してご依頼されることが多いのです。つまり、私と価値観があまりにちがう人が書くと、なんかチグハグするんです。

私の文章に対する姿勢は、この記事でずっとお伝えしてきたことそのもの。WebやSNS、広告のようなメディアだけでなく、店舗やホテルも含めて広義で「メディア」と捉えることが好きで、それを文章を通して伝えていくことがすごく好きなんです。

店舗やホテルがメディア……の意味をくわしく知りたい方は、こちらの記事がとても参考になると思います。私も大好きな記事です。

同じ気持ちで文章を書けるライターさんと出会いたいと思い、ここに併せて募集をかけさせていただきました。

やることは、納期を守って記事を書くことです。

現時点で、取材・インタビューは私が実施しています。レコーディングした動画(60分程度)と共有資料をみながら記事を書いてもらうお仕事になります。

納期はできるだけ余裕をもって(目安は取材~納品が2週間前後で)ご依頼しますし、書きたいと思える案件だけ書いてもらえたら十分うれしいです。

報酬は、基本的に1記事「1万円(税別)」で、文字数は3000字前後での依頼になります。ライター経験者が望ましいですが、未経験でも興味がある方は相談してください。詳しくはこちらも面談でお伝えしますね!

下記フォームよりご応募ください

この記事はタイトルに「拡張していく世界」と付けました。

ライターはヨコのつながりを増やす「接点」の広がりと、戦略や編集の能力も交えて、「大好きな会社・人」を支援するタテの力が備わることに魅力がある働き方だと思っています。

自分の可能性を広げたいと思っている方と、一緒に活動できたら幸いです。

お申込みは下記のお申込みフォームからお願いします。

内容の確認後、3営業日以内に、Zoomでの「カジュアル面談」のお知らせを送らせていただきます。そこで価値観のマッチングをおこない、双方で納得があれば簡易的な試験(テスト)を渡しします。期日までに提出していただき、チャットグループへのご招待となります。

======

募集期間は終了しました!
(2021年7月2日〆切)

第三期の募集は未定ですが、その日までお待ちいただけましたら幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?