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もののふが選ぶにほんもの〜新政酒造 陽乃鳥〜
こんばんは、もののふです。
皆さんは、お酒を飲んで感動したことはありますか?
数あるお酒の中でも、新政酒造が生み出す【陽乃鳥】は、それに該当するのではないでしょうか。
そこで今回は、新政酒造が造っている陽乃鳥の魅力を皆さんに紹介していきます。
陽乃鳥とは
新政酒造が生み出す日本酒の中で、最も甘口・旨口タイプとされているのが今回紹介する陽乃鳥です。
陽乃鳥は、八代目の現蔵元の佐藤祐輔氏が秋田に帰郷して、新生「新政」への舵取りを始めた頃に誕生したものです。陽乃鳥の名前には、「現代に蘇る不死鳥のような酒になって欲しい」との想いが込められているそうです。
貴醸酒とは
日本酒は通常三段仕込みという方法で造られています。お米が糖分になり、糖分が分解されてアルコールになります。
醸酒は、日本最古の清酒醸造法であり、仕込み水の代わりに日本酒を使用した贅沢なお酒で、水・水・日本酒とすることで、アルコール度数が一定になるのが早くなり、アルコール分解されない糖分の量が多く残り、造られた日本酒が甘くなるとのことです。
つまり、発酵が抑えられる関係で甘口になる他、加えられたお酒がもろみの中で再び発酵作用を受けるために、濃厚な旨口酒が生まれるのです。貴醸酒の個性を活かしながら、同時に現代的で爽やかな香味を併せ持たせたお酒がまさに陽乃鳥なのです。
陽乃鳥の味
香りは、大吟醸や吟醸に比べると、こってりとした甘い香りがします。お酒を一口呑むと、マンゴーのような味が口の中に広がり、まるで果実酒かと思うぐらいの甘味です。
お米の旨味と甘味のバランスが非常にいいので、飲みやすく満足感も味わえるでしょう。しかも甘いだけでなく、酸味があるのも、この陽乃鳥の特徴だと言えるでしょう。
又、「別誂中取り」は、通常の陽乃鳥に比べると、よりマスカットのような吟醸香がふんわりとしていて、まるでワインのようにも感じます。
もちろんそのまま呑んでいただくのもいいですが、おすすめの楽しみ方として陽乃鳥をバニラアイスにかけて食べるのもいいと思います。
新政酒造は、今回紹介した陽乃鳥以外にも、No.6シリーズやColorsシリーズ等を造っており、多くの日本酒ファンを虜にしています。
確かになかなか新政酒造のお酒を取り扱っている酒屋さんは数少ないですが、是非一度、日本酒をあまり呑んだことがない人も呑んでいただきたいお酒です。