小さな夢をきちんと叶えられているか?
僕たちは大なり小なり、夢を抱いて生きている。
夢を抱くことは、頑張る原動力、つまり人生に生きる意味を与えてくれる。
さらに言えば、人は大きな夢に向かって、生きていく。
しかし、大きな夢は大きいが故に、叶わないことだってある。
なんなら、叶わないことの方が大半なくらい。
それでも人は大きな夢に向かって、生きていく。
では、大きな夢を叶えるために生きていく一方で、日頃の中で小さな夢にこだわって生きている人がどれだけいるだろうか。
この「小さな夢」っていうのはどんなに些細なことでもいい。
・美味しいものが食べたい
・綺麗な景色が見たい
・どこかに行きたい…
僕はこういうのを「小さな夢」って言うけど、
要はやりたいことをやりたいのままで終わらせてないかと。
この数ヶ月、忙しい日々を送りながら、大きな夢を叶えるためのステップを踏んでるのか踏んでないのかわからないながらも、僕は小さな夢を叶えることにこだわってきた。
・おいしいビールが飲みたい。
・最高のサウナを探したい。
・今まで行きたかったアーティストのライブに行ってみたい。
・SUPをしてみたい
生意気にも着々と自分の欲に忠実に生きてきた。
趣味が多いとよく言われるが、好奇心やこだわりが強すぎるだけなのだ。笑
クソみたいな毎日の中でもなんとか生きられているのは小さな夢があるおかげだと思う。
また、不思議なことに小さな夢を叶え続けていると、新しい大きな夢が浮かんでくるのだ。
したがって、夢を本当に叶えられる人はきちんと段階を踏んでいる人なんだと僕は確信している。
叶うかどうかもわからない大きな夢ばかりを見るのではなく、
日頃の中で小さな夢をかなえ続けてきた人こそが大きな夢にたどり着くのだろう。そもそも、小さな夢を叶えられない人が大きな夢は絶対に叶えられるわけがない。
どんどん大人になるにつれて、現実や社会の壁にぶち当たり、大きな夢を諦めることがもしかしたらあるかもしれない。
でも僕は順番を変えて、日頃の小さな夢を叶えることに今は集中しているのだ。小さな夢の先に大きな夢は必ずあるから。
合わない社会と自分なりに距離感を保って生きている。
だから、もう一度言うが、こんなクソみたいな社会でもこれだけ楽しく生きられているのだ。
「現実を見ろ」だの、「社会はこういうもの」だの、
心無い言葉を僕に浴びせてくる人も中にはいる。
夢から遠ざかってしまった廃れた大人や、人生を諦めきってしまった人にとって、あまりにも僕は異質で眩しすぎるのだろう。
そんな言葉を盾にして、自分を差し置いて、
僕の足を引っ張らないでほしい。
そんな人たは、大きな夢という甘い誘惑に誘われて、日頃の小さな夢を先延ばしにし、今という時間を犠牲にし続けてきた人なのに。
僕の周りには、小さな夢を積み重ね、大きな夢を妥協しない人が
たくさんいるように思う。
大きな夢を追いかける人生の中で、挫折を味わいながら
小さな夢を積み重ねていく。
意外とこんな生き方も悪くない。笑
おわり 2022/9/24