【不明点等】脾についてのメモ
蛤蚧(ゴウカイ)について: 蛤蚧はヤモリ科に属するオオヤモリ(Gekko gecko)で、体長が25cmを超え、鮮やかな橙色の斑点が特徴です。生薬としては補腎陽作用があり、主に腎を温めて気力を補い、喘息や虚弱体質に対して使用されます。
脾不統血と誤った養生: 脾不統血の人が誤って補血や活血を行うと、出血症状が出やすくなる可能性があります。脾の気が弱い状態では血を統制する力が不足しているため、補血のみを行うと出血のリスクが高まることがあります。脾虚の人には補脾を併用することが安全です。
気虚と不正出血: 気虚の人が補血のみの養生をすると、不正出血が起こる可能性が考えられます。例えば、クコの実などの補血生薬が影響を与えることがあります。補気と補血を一緒に行うことが望ましいです。
気虚発熱と脾陰虚の発熱の違い: 発熱のタイミングに違いがあることが多いです。気虚発熱は、体が疲れているときや気が不足したときに発生しやすい一方、脾陰虚の発熱は午後から夕方にかけて起こることが一般的です。
ノロウイルスと胃令湯(正しくは「藿香正気散」かもしれません): ノロウイルスに対しては藿香正気散などの漢方薬が使われることがありますが、効果には個人差があります。藿香正気散は胃腸の調子を整え、湿気や寒さからくる不調を改善するのに役立つ処方です。
桂枝のつく漢方薬: 桂枝が含まれる漢方薬は体を温める作用が強いため、寒い季節に使用されることが多いです。これらの処方は冷えによる不調を和らげ、体を温めて気血の巡りを改善します。冬の時期や冷えを伴う症状に適しています。