自分ができることに集中する
◎自分にできないことに集中すると辛くなる。
「なんでできないんだ」と自分を責めてしまうから。
成長意欲があるからこそ、自分の能力を超えることに注力すると思う。
もちろん悪いことではなく、素晴らしいことだと思う。背伸びすることで成長できると思うから。
でも苦手なことにいつまでも時間を使うのは生産的じゃないなと最近思う。
「何回やってもうまくいかない」「なぜか手をつけたくない」
そんなタスクはもしかしたら苦手分野かもしれない。
自分の得意、不得意を把握することは無駄なストレスを産まない秘訣だと思う。
◎高すぎる目標も要注意
自分の能力、立場、権限、役割を逸脱するとうまくいかない。
私は仕事をする際にその仕事の目的やゴールから考えるようにする。しかしそのゴールの理想が高いとよく言われてしまう。
「確かに気持ちはわかる。でもな…」と現実的でない提案に上司は困ったように言う。
分かってくれない上司を納得させようと孤軍奮闘するがうまくいかない。
そもそもその理想が正しいかも分からない。でもやってみないと分からない。入庁9年目でもそんな青臭い考えを持っている。
理想を掲げるのは悪くない。でも自分の役割を果たした上で、自分の能力、立場、権限を超えずに最大限努力する。これが着実な進め方だと思う。
私はつい、目標達成までの計画に自分の能力を超える要素を組み込んでしまう。
調査、企画検討、調整、資料作成。全部1人で、しかも一っ飛びでゴールに向かうルートを選択してしまう。
無理な計画は達成できないだけでなく、本来求められている役割をこなすこともできなくなってしまう。
自分だけでなく、周りにも迷惑をかける結果となる。
◎自分のできることに集中する
組織の中で求めらる役割を改めて考える。
その上で自分にできることは何かを考える。
私に求められていることは、総合計画に基づく目標を達成すること。
総合計画の目標を達成するために、地域主体の組織の事務局運営を効率的に行うこと。
地域の安心安全を守るための新たな取組みを立案し実行すること。
関係団体と円滑なコミュニケーションをとり、協働で取組むこと。
私はコミュニケーション能力が強みである。一方で事務局運営は苦手。完璧を求めてしまい、前に進むスピードが遅くなる。結果として効率的でなくなっている。
完璧を求めず、最低限クリアすべきラインを見極めることに集中しよう。
お読みいただきありがとうございました。