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【コロしゃべ】ハラスメントについて考える

昨日は、心春なこさんと毎月定例開催しているココロのしゃべり場(コロしゃべ)で「ハラスメント」をテーマにディスカッションしました。

色んな意見があって、とても参考になる回だったと思いますので、良かったら観てみてくださいね。

配信にリアルタイムに来てくださった方は、ありがとうございます!!

このnoteでは、昨日話せなかったことや、僕の実体験など…さらに掘り下げて書いてみようかなと思います。


そもそもハラスメントとは?

ChatGPTに「ハラスメントって何?」と聞くと

ハラスメントとは、他の人に対して迷惑や不快感を与える行為のことを指します。簡単に言うと、誰かが嫌がることをする、あるいはその人にとって不快な状況を作り出すことです。
ハラスメントにはいくつかの種類があります。例えば:

セクシャルハラスメント(セクハラ): 性に関する不適切な発言や行動で、相手に不快感を与えることです。例えば、相手が嫌がっているのに性的な話をしたり、体に触れたりすることが該当します。
パワーハラスメント(パワハラ): 上司や権力を持つ人が、その権力を使って他の人をいじめたり、無理なことを強要したりすることです。例えば、部下に過度な業務を押し付けたり、暴言を吐いたりすることが含まれます。
モラルハラスメント(モラハラ): 精神的な攻撃やいやがらせをすることで、相手の自尊心を傷つけることです。例えば、無視したり、侮辱的な言葉を投げかけたりすることが該当します。
いじめ: 子供の間でよく見られるハラスメントの一種で、相手を仲間外れにしたり、暴力をふるったりすることです。

ハラスメントは相手が嫌だと感じた時点で成り立つので、「冗談のつもりだった」「悪気はなかった」という言い訳は通用しません。誰もが気持ちよく過ごせるように、お互いに尊重し合うことが大切です。

ChatGPT

という返答でした。

ざっくり言ってしまうと「相手が嫌がること」ですね。


しなさんのハラスメント遍歴

思い返すと僕自身ハラスメントを受けてきたなと思っていて、配信でも少し語ったのですが、改めて書き出してみようかなと思います。


しなは使えないと言われた新卒入社時代

僕は福祉系の専門学校卒で当時、精神疾患を抱える方を地域で支えたいという想いがあり、精神障害のある方の作業所(今で言う就労継続支援B型)に就職します。

小さな法人だったので、4月入社は僕ともう一人の二人だけだったのですが、その同期の方は作業療法士で精神科病院での勤務経験のある方だったのです。

かたや僕は無資格・無経験…w
当然、能力に差があるのは歴然で。

他の職員さんから「しなは使えない」と陰口を叩かれる日々でした。


聞こえてるけどね!!


でもそれを言う勇気なんて当然なくて。
言われるがまま。

仕事を振られる量にも差があって、他の職員さんが残業で残っているのに一人だけ先に帰るなんてこともできず(何か残業するのが当たり前みたいな空気感があったりしたのですよね)どうでも良い作業をしたりして、何とか時間を潰していました。

2年目に入る頃には、異動があって陰口を言われることもかなり減りましたが、その代わり業務量が劇的に増えて毎日サービス残業を遅くまでするのが当たり前の状況になってきました。

その頃から手の震えと顔の震えが止まらなくなってきて
・声が震えるから詰まって声も出せなくなる
・電話にも出れなくなる
・手が震えるから文字も書けない
・手も顔も震えるから飲み物も飲めない
・突然涙が溢れてくる

そんな状態になっていました。

今思うと適応障害だったのかなと思います。

陰口を叩かれていたことや、過度に業務をさせなかったり、させたりということも「パワハラ」ですよね。。


男性だってセクハラされることはあるやろがい!

入所施設に勤めていた時代。
セクハラに関する規定を設けなければいけないと法律で決まったということで就業規則の改定がおこなわれたのですよね。

そこに記載されていた内容は
「男性から女性に対する性的な…うんぬんかんぬん」

ん?
男性から女性に?

違和感を覚えた僕は上司に
「何で男性から女性に限定しているんですか?」
と質問しに行ったんですよ。

そしたら…
「そういうものでしょ?しなさんは何かそういった変な経験でもあるの?」


ワシの経験とか関係ないやろがい!


憤慨しましたけどね。
結局規定は変わることはありませんでした。
こんな男女差別甚だしい規定なら、ない方がマシだろくらいに思っていました。

そして、上司の発言は明らかに僕に対するセクハラですからね!


パワハラで死にかけた管理者時代

就労移行支援&自立訓練事業所の管理者をしていた時のことです。

僕はコロナにかかって39℃台の発熱をしていました。
しかしまあ立場が立場だったということもありますが、僕にしかわからないことなどもあったりして、有給で休んでいるにも関わらず本部からは「あれはどうなってるんだ」「報告書を出せ」などなど…。

毎日のようにチャットでの連絡や電話がありました。

そして無理が祟ったのか2週間経過しても一向に熱は下がらず、酸素濃度も低下し、保健所の判断で入院することになりました。

コロナが重症化し、肺炎になっていました。

下手したら死んでたやん!って今となっては思うのですけど、当時は僕も麻痺していたんでしょうね。
管理者としての責任を果たさなければという気持ちもあって、入院しても仕事していたりしました…。

そういった経験もあって、今フリーランスという道を選択したということもあるのですけどね。

配信では、プライベートで起こったハラスメントについても話しているので、観てみてね!


ハラスメントの原因って何なのだろう?

個人的には信頼関係の欠如だと思っています。
もちろん親しき仲にも礼儀ありと言いますから、どれだけ信頼関係があったとしても最低限の礼儀はあることは前提だと思います。

しかし、信頼関係があれば許されることが、ないことによってハラスメントに発展するということは往々にしてあると思っています。

僕は管理者時代に最も年齢差がある部下とも15歳差くらいだったと思うのですけど、確かに年齢が離れれば離れるほどに世代間のギャップは大きくなり、価値観の違いなどによって信頼関係を築くことが難しくなることは確かだと思います。

それでも「若い者は何を考えているかよくわからん」なんて上に立つ人間が言っていたら、そりゃ信頼関係なんて築けないと思うわけです。


ハラスメントを無くすためには

今の若い人が
・どういうものに興味があるのか
・どういう考えなのか
・どういう価値観なのか

知ろうとすることが大事なのかなと。

でもね
よく考えてみて

それって人と人であれば当たり前のことじゃない?

相手のことに興味を持って知ろうとするからこそ、信頼関係って形成されていくものよ。

本質的には、年齢差なんて関係ないのよ。

歳が離れているから、わからないって決めつけないで、ちゃんと向き合うことが大事だよね。


ハラスメントを受けたら

逃げるというか、その環境を変えることが最も大事です。

だって相手は変えられないから。

・上司は嫌いだけど、仕事は好き
・血縁者だからなかなか縁を切れない

なんてこともあると思います。

それでも、このままずっとハラスメントを受け続けるのか?
ということを考えてみてほしいなって思うのです。


まとめ

ハラスメントとは嫌がらせのこと。
良かれと思っていても相手が不快になるのであればハラスメントになる。

ハラスメントは信頼関係の欠如によって起こる。

だから信頼関係を築いていくことが大事。

ハラスメントを受けたら、環境を変えることを考えてほしい。


ということで、今回はハラスメントについて、僕の意見をまとめてみました。

配信ではゲストの方々の色んな意見が出てきていますので、そちらも観てほしいなと思います。


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