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世界ピンホール写真デーは、中判6x6ピンホールカメラZero 2000で針穴写真。

2022年4月22日は、世界ピンホール写真デー。ということで、中判フィルムピンホールカメラのZero 2000で写真を撮ってきました。

動画もあわせてどうぞ:

世界ピンホール写真デー 2022

毎年4月の最後の日曜日に開かれる、「世界ピンホール写真デー」。今回も忘れそうだったんですが、偶然Twitterでアナウンスを見て、この日を逃さずにすみました。笑

PinholeDay.orgの世界ピンホール写真デーのツイート。

ピンホールカメラって何?

wikipediaによるとピンホールカメラとは、

ピンホールカメラ(英: pinhole camera)は、写真レンズを使わない針穴(ピンホール)を利用したカメラである。針穴写真機ともいう。

ja.wikipedia.orgより引用

です。

こんな特徴があります。

  • レンズが無い。レンズの代わりに針で開けたような小さな穴(ピンホール)を使う。

  • 写りはソフト。夢の中のような写り。

  • 焦点距離を短くすることにより、パースの効いたスーパーワイドな広角の写真が撮れる。

  • 絞りは通常f/100を超えるものが多い。パンフォーカスなのでピントを合わせる必要なし。

  • 通常、露光は数秒なので、三脚が必要。

  • フォーマットは35mmから、中判、大判などのピンホールカメラもある。

  • フィルムや、デジタルのピンホールカメラがある。フィルムは中判や大判フィルムなどをつかったものもある。

  • 普通のカメラで、レンズの代わりに針穴をつけることで、ピンホールカメラとして使うことも可能。

  • 製品化されているものと言えば、Holga 120 WPC, Ilford Obscura, Ilford Harman Titan, Zero 2000などがあります。

中判6x6ピンホールカメラのZero 2000

今回のカメラは、中判6cmx6cmのフィルムピンホールカメラ、Zero 2000。

Zero 2000。アンティークの小さな小箱という感じのカメラです。
レンズの代わりに小さな針穴が空いてます。
横に付いているシャッターは手動でスライドして、開いたり閉じたりします。
カメラの後ろ蓋には、計算尺がついていて、露出計で調べたシャッター速度から、
f135のシャッター速度を調べることができます。

撮影準備

フィルムはILFORD FP4 PLUSでした。クラッシックで、シャープなフィルム。最近ちょっと使っていこうかなと思っているいうフィルムです。

今回のフィルムはILFORD FP4 PLUS。

いざ撮影

三脚で撮影していきます。ビューファインダーは無いので、だいたいこんな風に、Angle of Viewは96度で、真四角な感じと念じつつ、目測で撮影します。カメラ自体は250gの重さなので、非常に軽量、取り回しも楽です。

三脚を使用。

ピンホール撮影のやり方は、

  1. 目測で構図を決める。

  2. 露出計で、シャッター速度を調べる。

  3. Zero 2000の後ろ蓋に付いている計算尺を使って、f135でのシャッター速度を調べる。

  4. シャッター速度の秒数だけ、シャッターを開けて、シャッターを閉じる。

現像

ちなみに現像は、Rodinal 1+25を20℃で9分行いました。

撮れた写真

撮れた写真をいくつか。

第一次世界大戦の機雷掃討隊の記念碑だそうです。
カエル池のカエルをアップで撮ってみました。
カエル池のカエルをちょっと引いて撮ってみました。
江戸川乱歩の像。
ボストン・ポップス・オーケストラの指揮者だったアーサー・フィードラー。
ビーコンヒルの古い街並み。
無事、pinhole.orgのギャラリーにも写真を1枚アップできました。

まとめ

ということで、世界ピンホール写真デー 2022は、なんとか、ピンホールカメラとともにこの日を過ごすことができました。来年も忘れないで世界ピンホール写真デーに参加したいと思います。笑



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