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フィルムカメラで写真を撮る。現像する。たまには暗室でプリントをする。そんな日々を綴りま…

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フィルムカメラで写真を撮る。現像する。たまには暗室でプリントをする。そんな日々を綴ります。

最近の記事

Leica M2のシャッタースピードはどのくらい正確なのか調べてみた。【フィルムカメラ】

機械式カメラは、電気無しで動きます。電気がないのに、1/15秒とか1/30秒の短い間だけシャッターを開けて、フィルム面に光をあてることができます。これってかなり信じられないことと思うんです。というわけで、そんな機械式カメラのLeica M2のシャッター速度がどのくらい正確なのか調べてみました。 動画もあわせてどうぞ: シャッタースピードテスター以前、シャッタースピードテスターを自作しました。今回は、そのシャッタースピードテスターを使って、Leica M2のシャッター速度を

    • 自分で作る現像液:Kodak D-23

      現像液は自分で作るのがオススメです。今回は、Kodak D-23を作ってみました。たった2つの薬剤で作れてしまう簡単現像液。コントラストがやさしい現像液です。 動画もあわせてどうぞ: ザ・標準現像液、Kodak D-76標準現像液といえば、なんと言っても、Kodak D-76でしょう。Kodak D-76は作り方も公開されていて、自分で薬剤を調合して作ることができます。自分で現像液を作ることで、使いたい時に常に新鮮な現像液を作ることができます。期限切れを心配することがなく

      • ライカ x ガンダム | Leica M2 | Voigtlander Ultron 28/2.0 | Kodak Tri-x 400 | フィルム写真

        この夏は、久しぶりの日本での休暇でした。今回は、Leica M2を片手に、横浜に行ってガンダムの写真を撮ってきました。 動画もあわせてどうぞ: 横浜に到着みなとみらい線の元町・中華街駅を降りて、山下公園を通って、山下埠頭へ、GUNDAM FACTORY YOKOHAMAまで、徒歩8分。 今回のカメラ機材今回持ってきたカメラは、Leica M2です。これにVoigtlander Ultron 28mm f/2.0のレンズに、Voigtlander 28mmの外付けビューフ

        • 大判カメラ x ボトムズ | Chamonix 45N-2 | Ilford FP4 Plus | フィルム写真

          久しぶりの日本での休暇。最近評判の大判カメラChamonix 45N-2で、アニメ「装甲騎兵ボトムズ」に出てくるスコープドッグを撮影してきました。 動画もあわせてどうぞ: JR稲城長沼駅に下車というわけで、大判カメラをバックパックに入れて、JR南武線の稲城長沼駅にやってきました。 改札を抜けてすぐに、赤いザクと初代ガンダムに遭遇。 さすが、メカニカル・シティー・イナギです! 大判カメラChamonix 45N-2ガンダムの横で、カメラを組み立てます。 今回は、大判カ

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          【フィルム写真】 標準現像液D-76は自分で作るのがオススメ。

          今回は、コダックD-76現像液をぱぱっと作ってみるというお話です。 動画もあわせてどうぞ: ザ・標準現像液、コダックD-76世界で一番使われてきたモノクロ写真用の現像液といえば、コダックD-76でしょう。1927年に発売となったクラッシックな現像液です。現在では標準現像液として確固たる地位を築いた、王道の現像液と言えるでしょう。 ということで、ひさしぶりにD-76でフィルム現像をしてみようと思ったんですが、パッケージが使用期限切れでした... D-76を自家調合してみ

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          世界ピンホール写真デーは、中判6x6ピンホールカメラZero 2000で針穴写真。

          2022年4月22日は、世界ピンホール写真デー。ということで、中判フィルムピンホールカメラのZero 2000で写真を撮ってきました。 動画もあわせてどうぞ: 世界ピンホール写真デー 2022毎年4月の最後の日曜日に開かれる、「世界ピンホール写真デー」。今回も忘れそうだったんですが、偶然Twitterでアナウンスを見て、この日を逃さずにすみました。笑 ピンホールカメラって何?wikipediaによるとピンホールカメラとは、 です。 こんな特徴があります。 レンズが

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          クラッシックなフィルムILFORD FP4 PLUSの写りを再確認。| Rolleiflex 3.5F | フィルム写真

          ILFORD FP4 PLUSの写りをひさびさに再確認してみました。デビューから80年以上も経つ現役のモノクロフィルム。シャープでコントラストなその写りは素晴らしかったです。 動画も、あわせてどうぞ: ILFORD FP4 PLUSが気になり出したここ数年、僕の中判カメラのRolleiflexで使っているフィルムは、いつもILFORD DELTA 100か、Foma Fomapan 100でした。で、flickr.comとかYouTubeとかを見ていると、中判カメラや大判

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          ライカ50mmF2沈胴式レンズ比較:ズマール vs ズミタール vs ズミクロン | Summar vs Summitar vs Summicron | フィルム写真

          ライカ50mmF2沈胴レンズの、ズマール、ズミタール、ズミクロンの比較をしてみました。外観の違いだけでなく、写りの違いもはっきり出て、なかなかおもしろい結果がでました。 動画もあわせてどうぞ: まずは外観の比較ズマール、ズミタール、ズミクロンの3つのレンズの外観を比較してみたいと思います。 外観は似てるようで、かなり違います。ライカの初期のレンズは、焦点距離は50mmとは言わずに、5cmと言うんですね。 ズマールはこんなレンズズマールは、1932年から1939年まで作

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          5億画素の高解像度フィルム: ADOX CMS 20 II Proをライカズミクロンで撮ってみた。

          なかなか手に入らないフィルムをやっと手に入れました。ADOX CMS 20 II Proです。このフィルム、なんと5億画素!相当の解像度が出せるそうです。 動画もあわせてどうぞ: ADOX CMS 20 II Proってどんなフィルム?ADOX CMS 20 II Proは、こんなフィルムです。  ・モノクロフィルム  ・ISO 20  ・オルソパンクロマティック(緑から青までの光に感光します)  ・800 lp/mm = 5億画素相当の高解像度   ・フィルム粒子がほと

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          フィルムカメラ用のシャッタースピードテスターを作ってみた。

          昔の機械式フィルムカメラは、電池なしで動きます。問題なのは、長い間使わないと、シャッターが動かなくなってくることです。シャッターが動かないフィルムカメラは、フィルムを現像しても正しく写りません。そんなカメラは修理してもらう必要があります。 ということで、フィルムカメラのシャッターがちゃんと動いているかどうかをチェックできる、シャッタースピードテスターを作ってみました。回路むきだしですが、かわいい?手のひらサイズの小型シャッタースピードテスターができました。 解説動画も、あ

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