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脱SNSを一週間して思うこと
ぼくは7年前の専門学生の頃から、Instagram(以下 インスタ)をはじめた。
いつの頃からか写真を撮ることが好きで、日常の写真をインスタに
投稿するようになった。
はじめは登録者が50人、100人とフォロワー数が増えるごとに
嬉しさが込み上げた。
伸び悩みながら1500人を突破した。いいねを見ると認められているような
気持ちになった。
ふと気づくと、手持ち無沙汰からスマホを開き、インスタを開いていた。
完全に中毒だ。
ぼくは、承認欲求という手のひらに転がされていた。
分かってはいたがやめられなかった。
これは永遠に尽きることのない欲求だ。
ただ、それと同時にこんな時間の使い方でいいのかと問題視するようになった。
インスタはその人の輝いている一場面を切り取って発信しているものであるが、
誰もかれもが皆いい人生を送っているような気がして自分が惨めになることも少なくはなかった。
そう、いつも他者と比べていたのだ。
他者と比べるから、あれもこれも欲しいと思ってしまう。
自分は何も持っていないと感じてしまうのだ。
ぼくは、この堂々巡りのレースから降りることにした。
アカウントは残しているが、アプリを消去した。
はじめの2、3日は触りたい欲求があったが、日に日に消え失せていった。
今はほとんどインスタを見たいという欲求がなくなった。
楽な世界線だ。
シンプルでスッキリしている。視界が良好だ。
だだ、文章を書くことが好きだったため、何か誰かの役に立てること
社会貢献という名目でnoteを始めた。
noteもsnsに近い要素はあるが、文章メインなのでインスタのような刺激もなく、
依存度も低いような気がする。
ただ、スマホにはアプリは入れずにパソコンからでないと
アクセスできないようにしている。
そうしないと、気になって無意味に眺めがちになってしまう。
とにかく、snsという現代ツールかな離れてよかった。
これでもっと自分と向き合い、自分の人生を生きれるような気がする。