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2022年6月の記事一覧

アガパンサスとチェリーセージ

 今日は変わった形の花に注目。   まずアガパンサスは南アフリカ原産で園芸用と言うが、日本の風土にあっているのか、すでに町角で自生しているものを見かける。紫君子蘭という呼び方、African lilyという呼び方。いずれも味わいがある。  つぎにチェリーセージ。観賞用ハーブとされる。こちらはアメリカ南部からメキシコが原産。英語ではcherry sage。和名はヤクヨウサルビア。アガパンサスもそうだが、花の形がとても変わっているので多分、一度見ると記憶に残る。最近気になるのは

オオカナメモチとコデマリ

 街角で今日(6月11日)出会ったのはオオカナメモチ(見出しと下図1)。日本で自生のものといってよいだろう。薬草にもなる。繁るように道路脇で花を咲かせていた。まるでクリスマスのように華やかだ。  その下は1ケ月半ほど前の4月21日の写真帳から、コデマリ(下図2)とナニワノイバラ(下図3)。これらはいずれも中国南部が原産。コデマリはかなり古くに伝わり、江戸時代初期から園芸用に育てられた。ナニワノイバラは伝わった時期が1700年頃と伝来時期が明確なもの。

カタバミ、トキワツユクサ、ドクダミ、ハナニラそしてナンテン

わざわざ植えたというよりは、勝手に育ったように見える植物に注目。 トキワツユクサ(ノハカタカラクサともいう。見出し図)は白い3弁なのですぐわかる。これに対してよくみかけるドクダミ(下図)は同じ白でも4弁だ。 トキワツユクサは要注意外来種。南米原産。これに対して、ドクダミは日本中国などにもともと自生しているもの。その名称は解毒剤として使えることに由来する。繁茂が嫌われることもあるが、食用にも使える薬草である。 なおツユクサというと、青い花のものを思い浮かべる。両者を区別する

シャガの群生

シャガは中国高原地帯原産とされるが、かなり古くから日本に渡来しており、学名はIris Japonicaとされている。その群生は意外に身近で見られる。見出しと図1は肥後細川庭園(文京区)で2022年4月16日に撮影したもの。その下の図2の群生はさらに見事だが、占春園(文京区)で2021年4月2日に撮影したもの。 薬草としても使えるほか、根は食用に使えるとのこと。

白山神社の紫陽花

白山神社(東京都文京区)に紫陽花を見に出かけた。驚いたのは人出の多さである。肝心の紫陽花はそれは見事であった。

虫に関する英語と中国語ー蜂と紫陽花ー