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カタバミ、トキワツユクサ、ドクダミ、ハナニラそしてナンテン
わざわざ植えたというよりは、勝手に育ったように見える植物に注目。
トキワツユクサ(ノハカタカラクサともいう。見出し図)は白い3弁なのですぐわかる。これに対してよくみかけるドクダミ(下図)は同じ白でも4弁だ。
トキワツユクサは要注意外来種。南米原産。これに対して、ドクダミは日本中国などにもともと自生しているもの。その名称は解毒剤として使えることに由来する。繁茂が嫌われることもあるが、食用にも使える薬草である。
なおツユクサというと、青い花のものを思い浮かべる。両者を区別するときは、あちらをムラサキツユクサと呼んで区別する。ムラサキツユクサも北米原産の外来種である。
英語では、トキワツユクサはsmall-leaf spiderwort、ムラサキツユクサはcommon spiderwortあるいは単純にspiderwort
ドクダミはlizard tailあるいはfish mintなどと呼ぶ。
地面に近い所に咲くものとしてカタバミoxalis plantもある。こちらは5弁の黄色である。これも野草に近いがすてがたい。
そして6弁のもの。以下に上げたのはハナニラである。これも増えすぎて困るという声が多い。
たわわに実がなるようにと花が茂っていたのは、ナンテンである。これはドクダミ同様に日本や中国などにもともと自生するものである。
英語ではnandia(nandia flowers), heavenly bamboo などと呼ぶ。
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