![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/31041811/rectangle_large_type_2_47f910ced618475d84e34bff3bf39fb1.png?width=1200)
ラグラボ-第三回-
皆さん、こんにちは!
Hiroshi_Trainingです!
今回はラグラボ第三回の内容を纏めました!
遂にオフラインでの実施が叶いました!
来てくれている選手にもより感覚をクリアに掴む事が出来、良い回だったと思います。
前回までの復習をしたい方は以下を読んでから本記事をご覧いただけると良いかと思います。
それでは行ってみましょう!
1.ウォーミングアップって何してる?
いつも通りウォーミングアップから始まりました!
細野さんが前回教えてくださった、全身をまんべんなく温めるトレーニングを行いながら、全身のカラダの可動域を出し、フルパワーで動く為の準備を行いました。
細野さんと会話して思ったのは
陸上選手はカラダが温まる感覚(カラダの動きが良く出るようにする)を個々に強く持っている
という事でした。
最初に行ったストレッチを、一端ジョギングやウォーキングを挟んで再度行った時のカラダの可動域の変化を感じながら、カラダが現在どんな状態にあるか自分自身で把握、100%の状態に持ってくる、とのことでした。
確かに以下桐生選手のウォーミングアップを見ていても(動画の3分ごろからご覧ください)、かなり入念なウォームアップを取り入れており、この感覚はラグビー選手も同様に持っていていいものだろうなと思いました。
話は逸れますが、桐生選手の動画の中ではトレーナーの脚を挟むトレーニングがありました。腹筋と内転筋を共同させて、カラダの安定性を増そうとする良いトレーニングだなあと思いました。
纏めると、ラグビー選手もストレッチには
① 自分のルーティーンを確り持つ事
② ストレッチ(またはトレーニング)を何周か繰り返す中でカラダの状態を確かめる事
③ じっくり伸ばすストレッチ(スタティックストレッチ)よりは、動きを伴ったストレッチ(ダイナミックストレッチ、バリスティックストレッチ)をメインとしてメニューを組み立てていく事
を取り入れる事が出来ればよいと思いました。
※因みに「じっくり伸ばすストレッチ」と書きましたが、秒数的には30秒以上の物を指します。カラダがあまりにも硬いなあ、筋肉の張り感が強いなあ、という方は部分的に取り入れる事も必要だと思います。
それでは次に行ってみましょう!
2.走る=弾むを実際にやってみた
ここからは実際にランニングフォームの確認、地面からの力を上手く走りに活かす事が出来ているか、細野さんのチェックも入りながら確認を行いました。
参加してくれた選手はかなり感覚を掴むのが早く、何本か走るうちにかなり感覚を掴んでいました。
僕も一緒にやりましたが(むしろ僕の方が修正点多かったですが(笑))、感覚としてかなり胸を張るなあという印象が強かったです。
細野さんから頂いたアドバイスの内、印象に残っているのは3つ。
①みぞおち当たりにカラダの中心を集めなさい
②お尻が抜けている、内転筋に意識を持ってきて!
③手でリズムを取らない、カラダがはずもうとする動きに従って!
特に①、②はかなり「そんなに張るのか!」という感覚でしたので切り取ってお伝えしますね!
3.予想以上に背筋を伸ばす感覚に襲われる
これは個人的な感覚ですが、想像以上に胸椎を伸展させる動作が強い事に気づきました。
動画見てもらうと分かりますが、①、②を意識するだけでかなり見た目の印象にも変化が出ます。
特に②が日常的に意識出来ていないと、印象的には
骨盤が外側に開いて胴が太い
お尻が抜けてしまい、結果背中を反ったり丸めたりする事に
となる可能性が高いと思います。
見た目的にも、実際の運動に於いても
胸を張る+骨盤を締める
姿勢はとても重要だなと思いました。
実際この姿勢が出来るようになると、
斜め上に向かって引っ張られるような姿勢になります。
この姿勢が取れれば、後は脚さえ前に出れば勝手に前に進む事が可能です。
ラグビーでは走るだけでなく、相手の人の状況、スペースの状況等々、様々な点に意識を向ける必要があります。
如何に走る事に意識を持ってこないようにするか、即ち如何に楽に走るか、というテーマはとても大事な事だなあと思います。
今回のオフラインでは正にその感覚を掴む事が出来、とてもいい時間になったのではと個人的には思います。
4.SHのパスについても実際にやってみた。
最後にパスについてもこの上半身の位置に重心位置を置いた状態でやるにはどうしたらいいか実際にパスを放りながら試行錯誤しました。
重心位置を高い位置に置いておくことが出来ると、、、
・つぎへの動作がスムーズになる
・パスの勢いが増す(重心位置が高く、ボールを投げやすい)
SHは少し特殊な動きで、一端姿勢を沈めてボールを確保し、パスを投げる為に状態を起こす、という流れが生じます。
それがゆえに、地面に近い所で低い姿勢を取ろうとして、重心位置が低く(お尻の辺り)になりがちです。
姿勢は低くしつつも、重心位置は高くする、一見矛盾していますが、アーロン・スミスも以下動画で述べています。
実際みぞおち当たりに重心位置を置いて、パスを放ってもらうと、パスの勢いも増し、次の動きへもかなりスムーズに移行できていました。
少し感覚的な所もありますが、皆さんも是非自分の重心位置によってパスやキックにどんな変化が生じるか、試してみると良いですね。
5.最後に
最後まで読んで頂き有り難う御座いました!
次回は8月にラグラボ第四回を実施予定です。
是非興味のある方はコメントにてご連絡頂けますと幸いです。
(現在予約サイトを製作中ですので、完了次第本投稿に記載します。)
それではまた!