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インド神話を読んでにやけよう|読書感想文 【インド神話】

こんにちは、こんばんは、森川です。
皆さんはインド神話お好きですか?

この絵がもう素敵

僕が初めてインド神話の要素に触れたのは、高校1年か2年の時でした。
1998年とか1999年くらいですかね。
サッカー部の友人に勧められてBRAHMANを聞き出すようになってからです。とはいっても、ガネーシャの存在を知った程度でした。その流れでシヴァのことも知って、「なんぞ、破壊と再生の神とはかっこいいな!」と、正に中二病でしたね。

一方、妻はヨガのインストラクターでして、この界隈には詳しい訳です。
ヨガとは「哲学」だそうです。

この本は、小学校5年生、6年生向けなだけあって、面白いパートを抜粋しているということもあるでしょうが、かなーり面白かったです。「へぇ~」な要素が満載過ぎて、通勤電車でにやけながら読んでしまいました。

結構ありがちなのかもしれませんが、神々がめちゃくちゃ人間味溢れるんですよね。もちろん、神なのでむちゃくちゃなこともするのですが、時折見せる人間っぽさが妙に愛らしい

特に面白かったポイントは、

  • シヴァは山の娘に目隠しをされて、困ったので第三の目を開眼。勢いあまって第三の目から火を吹いてしまい山が燃える。奥さんのパールヴァティーに怒られることを恐れて、すぐさま山を元に戻す…

  • 怒って暴れているガネーシャに手を焼いたシヴァは、ブラフマーに説得してこいと指令を出す。ビクビクしながらガネーシャを説得しようとしたブラフマーは、ボコボコにされる…(ブラフマーは、まぁ偉い神様)

  • めちゃくちゃ美人の天女ティローッタマー、シヴァの周りを歩く。プライドの高いシヴァは、じっくり見たい気持ちを抑えて正面を向いて座っている。しかし、心の声に勝てず、ティローッタマーが右に来たら右側に顔が生え、後ろに来たら後ろに顔が生え、左に来たら左に顔が生えて、気が付いたら顔が四つに…、どんだけ見たいんや…。

  • インドラに至っては、ティローッタマーを見たすぎて充血した目が千も生まれた。どんだけ見たいんや…。

ちゃんとした話ももちろんあるのですが、
とても魅力的に描かれていて、
小学生でも楽しめる本だと思います。
もちろん、いろいろな文献があって、シヴァに特化したものや、
ヴィシュヌに特化したものなど違いはあるようですね。
是非みなさんも、ちょっとおっちょこちょいで憎めないバカげたスケールの神々に触れてみてはいかがでしょうか。


傍若無人ランク1位のシヴァ様 でも子供っぽい
Wikipediaより
変化の術でいたずらしがちなヴィシュヌ様
Wikipediaより
ガネーシャにボコられちゃうブラフマー様
Wikipediaより

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