mixi日記(2007.6.12)を振り返る
たまごとバナナはあまり値段の変動がない。マヨネーズは私も好きだ。
東京の京王線仙川駅のキューピーのマヨネーズ工場に見学に行ったこともある。大人の社会科見学とかが、メディアで話題になるずっと前だ。友達と予約して行った。そして、工場見学の最後には、キューピーマヨネーズとキューピー人形のお土産をもらって帰った。
その昔、キューピーでは、卵を割るのが機械化される前、人の手で割っていたらしい。その道のプロだ。昔の車掌さんが、切符をカチカチ切るのに近い職人芸だ。私が小さい頃は、かろうじて、切符をカチカチやっている車掌さんが駅によってはまだいた。
カチカチやるおもちゃもあって、小さい頃は、それを使ってカチカチやって、一丁前に車掌さん気分を味わった。
その昔、しいたけとまつたけでは、しいたけの方が高い時代があった。mixi日記にもあったが、バナナも風邪のときしか食べられない時代では、バナナがある意味、高級な食べ物の位置付けの時代があった。
食べものは不思議なもので、あまり、人気が無い食材でも、誰かがその美味を見つけ出したり、流行らせたりした場合には、一気に需要が供給を追い越したりする。影響力がある人が紹介したりすると、人気は爆上がりする。
特に私が高校生の時は、みのもんたがお昼のおもいっきりTVで、〇〇が健康に良い!がん予防に効く!と声高に叫べば、番組終了後に、主婦さんたちがスーパーに駆け込む。実際にバイトしていたスーパーの棚から、寒天が本当に消えたのを目の当たりにした体験がある。
近年では、ミロの粉が一時的に買えなくなり、値段が爆上がりして話題になった。バナナダイエット、納豆ダイエット、寒天ダイエット、ダイエットの前に食材名を付ければ、なんでも、ダイエット食材になる。
いまは、コンプラが厳しい時代だから、ある特定の食材だけを取り上げて、過剰に特集できる時代ではない。
ある意味、みのもんたが毎日テレビに出ていて、人生相談に乗り、食べ物特集や健康特集をして、お茶の間のヒーローだった時代が懐かしい。