書評? 『アリバイ崩し承ります』
こんにちは、廣瀬です。久々の書評? やっていきたいと思います。これは、あくまで『書評?』であり『書評』ではありません。ただの個人の感想文としてお読みください。
今回は大山誠一郎著『アリバイ崩し承ります』の書評?をしていきます。
あらすじ
感想
美しき時計屋探偵、その名は美谷時乃。描写で可愛らしい女性店主であることが伝わってくるのに、内容は本格ミステリ。ギャップが凄い。読みやすい文体で、本格ミステリってとっつきにくいんじゃない? と不安に思う人でも入り込みやすい気がする。
本書に出てくる事件はそれぞれ魅力的で特に私が好きだったのは、時乃さんにアリバイ崩しを伝授したおじいさんが作ったアリバイ。誰も傷つかない、なんだかのほほんとしているのに、おじいさんが孫を楽しませ、そしてアリバイ崩しの技を伝授するために努力する姿が微笑ましい。
ミステリ小説ばかり読んでいる割に、本格ミステリという部類の小説はあまり読んでいない人間なので、これを機に本格ミステリというものにも手を出そうと思わせてくれた作品だ。
先ほどさっと調べた感じでは、ドラマ化されているようでこちらも見てみたいと思ったけれど、なんだかドラマの評判はそんなに良くないのか……となっている。好みが分かれるだけかもしれないので、一旦1話をどこかで探してみようと思う。
続編もあるようなので、個人的にはこの作者の書いた作品を漁りつつ、続編も読んでいきたいと思った。
私もアリバイ崩しをしてみたい。
まとめ
『アリバイ崩し承ります』の書評? をしてみました。今回は久々の書評? ということで、勝手が分からず(自分が始めたくせに)サクッとした紹介になりましたが、本格ミステリの敷居が高いと思っていて躊躇している方には入門として良いかもしれないな、と思っています。
所謂安楽椅子探偵モノ、楽しめます。
私はKindle Unlimitedで読みました。本を買っていなくてなんだか申し訳ない……。お風呂に毎日20分は浸かるのでその時間読んでいました。紙で買うと思います。読み返したいので。それくらい面白かったです。おすすめ!