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サラリーマンが副業をするメリット/当事者意識の天引き

サラリーマンは「天引き」というものがあります。

よく、「給与明細を見たことがありますか?」っていう問い掛けがなされますね。ほぼ、見たことがないんですよね。
天引きは、サラリーマンが収めるべき税金とかを会社が一律に計算して、強制的にマイナスした状態で、社員の給与口座に振り込むという仕組み。
お金について、他人任せになります。当事者でなくなってしまいます。
この制度のせいで、日本人のマネーリテラシーが低いとか、体制側の陰謀だとか、いろいろ言われますが…、

ぼくが思うに、会社が「自動化」し、サラリーマンから生きていくための力を奪っているのは、税金や保険料よりも、
仕事を考えて始める/任せる/請ける/納めるという一連のプロセスなんじゃないかと思います。 #ここが今日の結論

社員だから、この仕事をやって当然、請けて当然。特段の説明は要りません。むしろ、そのプロセスを省くため、社員を雇うというという(会社から見たら、ハイリスクな)ことをやっているわけです。
社員は社員として、会社に属することによって生じる、理不尽、不快、無意味、虚脱感などに耐えているわけです。誰も悪くないんですけど、なんだかツライですね。
ぼくは、「不愉快の一等地」で、もがいてきたので、切実です(笑)

社員は、自分が仕事の当事者である、という感覚が失われていきます。
むしろそんな感覚はジャマになります。早々に放棄したほうが、賢明だったりするわけです。労働時間は、思い通りに使えない時間ですから、寿命からマイナスされた、死んだも同然の時間です。
いまいちな仕事をして、上司もしくは客先に納品したとしても、それほどは怒られないし、反対に、魂のこもった仕事をしたところで、それほどは喜ばれない。むしろ、余計なことは、ジャマがられることのほうが多いです。
#仕事を増やすな

考えるのが面倒くさいから、上司の指示は、突きつめれば、「会社からカネをもらってるんだから、ひたすらやれ!」だけとなり、そして、イヤでも、とにかく堪えろ、というわけです。これを命じる上司も不幸です。なかば脅迫になっちゃってます。
これを言われる部下のなかにも、反発心とストレスしか生まないです。

……

以上の解決策として、副業はアリだと思います。
※どんな副業がいいかは、それぞれ探してください。ぼくは三国志の勉強がしたいだけの人間です。具体的な副業の勧誘がしたいのではありません。副業にまつわるビジネスに、興味がないです。

副業は、お金の面で有利ですが、それ以前に、仕事と人生を、もう1回、自分のものとして取り戻すために、副業は有益です。

仕事を考えて始める/任せる/請ける/納める
という一連のプロセスを、自分のものにできます。

名実ともに、ビジネス・オーナーとして振る舞うことは、発見が多い。なぜぼくが/ぼくに、その相手が/相手に、この仕事をお願いするのか。それを考えるようになります。言語化が求められることもあります。
そういうのって大事だし、中長期的には、やっぱり経済的に有利(お金が増えやすいスタンス)だと思いまーす。

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