HSP気質は、我慢強いけど忍耐強くはない
先日、Twitterにある投稿をしたら、結構共感していただけたので、
今日はこちらを深掘っていこうかなと思います
HSP気質は「場の空気感を壊さない」ことに我慢強い
HSP気質(以下:HSP)の人は「我慢強い」と言われますが、音や感情に敏感だから、そのようには見えないでしょう。
HSPの我慢強いは、一般的な定義とは違い「場の空気感を壊さないこと」に対する我慢強さである。
HSPの人は「安心感」を大事にする方が多く、できれば争いごとを避けて
場の空気が悪くならないように我慢している。
そのおかげで、仕事がスムーズに進んでいたり、家庭運営がうまくいっていたりする。本人達は気がついてないけど、その恩恵は大きい。
僕自身も自分がいることで役に立ってることがあるのか、悩んだ時期があります。そんな時に会社の社長から「仕事がスムーズに進むのはお前のおかげだ」といわれたことがありました。
HSPの人は、その場にいるだけで仕事が円滑に回るようになる。それは、強みとして認識したほうがいいんじゃないかと思います。
HSPの人は「忍耐力」はない
我慢強い人に共通していることは「忍耐力」があるといわれることです。
しかし、HSPの人は忍耐強くはないです
場の空気を壊さないように、我慢はしているものの、その我慢を「誰かに気づいてほしい」とも思っています。
気づいてもらえないと、我慢がつもりに積もって、その場から逃げ出すか、
急にキレたりしてしまう。
それで、人間関係を壊してしまったら、いままでの我慢が水の泡となってしまいますが、いつまでも我慢することはできないです。
弱みを見せられる人を増やす
じゃあ、我慢強い部分と忍耐力がない部分を共存させるにはどうしたらいいのかというと、「我慢してることを吐き出せる人」を増やしていくことだと思う。
強みばかりを見せようとして苦しくなるのは、弱みも同時に出てくるからです。
その弱みを受け入れてくれる人を順番に増やしてくことが大切です。
弱みを見せるって怖いことだし、自分の存在意義がなくなるかと心配になります。
しかし、強みと弱みはセットで1つの性質となります。
「我慢強い」と「忍耐力がない」がセットで、「場の空気感を良くする」という性質になる。
だから、弱みをなくす必要はないです。むしろ、弱みが出てきた時に対処できる方法を知っておけばいいんです。
僕のおすすめは「身近にいるHSP気質の人に弱みを打ち明ける」ことです。
誰にでも、弱みを打ち明けることは難しいけど、同じ性質を持っている同士なら気持ちもわかってもらえる。
そんなふうに「弱み」を出せるようになると、「強み」をもっと発揮できるようになるのではと思います。
身近にHSP気質の人がいないなら、SNSでHSP気質の人を探してみて、相談してみるといいです。
きっと、同じような体験をしてるから、共感してくれる人が多いです。
せっかく生まれ持った「場の空気感を大切にする」力を活かしていくために
弱みを出せる場所や人を少しずつ増やしていきましょう。
僕のnoteのコメント欄も活用していただけたらいいかなと思っているので、我慢が積もってる人はぜひ、吐き出しに来てくださいね