受験国語 ライバルは自分自身のみ
😊受検をする上で、どうしても避けられないのが、ライバル!うまくつきあおう!
あなたには、どんなライバルがいますか?色々な場合がありますよね。ここでは勉強のライバルを中心にお話していきましょう。
学校の同級生、兄弟、姉妹、両親、親戚の子、塾で同じクラスの子、近所の子供、本の主人公、テレビに出てきた知らない子
実に人間というものは、自分と他人を比較して、どちらが優秀かを競い合いたがるものです。本当に優秀な人とは、いかにそんなことがバカバカしいかを知っている人です。
😊ライバルを意識せざるを得ない状況
「○○ちゃんは、あなたと一緒に入塾したのに、上のクラスに進んだじゃな いの。何やってるの」
「いとこの○○ちゃんはK大付属中に合格したの。あなたもしっかりして」
「お父さんは、あなたぐらいの頃はW付属中確実だったのに。まるで私の教育が悪いみたいに、おばあちゃんに叱られたわよ」
「成績上げてよ。お父さんの病院継げないじゃないの」
「あんな子と一緒の中学に入ったって、世間じゃ相手にされないよ」
とにかく、子供たちの打ち明け話を聞くと、つらくなります。おどかしたり、競争心をあおったりしても、事態は良くならないからです。面談すると、子供が身を守ろうとするしぐさで、父親から体罰を受けているようすも見て取れます。
😊「一番のライバルは自分自身だ」と気づくのが大
ライバルが自身を成長させることは確かにあります。 しかしそれは、しっかりした自分を持てての話です。
自分をしっかり持たずに、ライバルばかり意識すると、自分の価値を相手に決めさせることになります。こういう価値観は、長い人生上で大変危険です。
〇なまけたい自分と戦う。 〇やりたくない宿題をがんばる。 〇自分が決めた時間は、勉強する。 〇思う点が取れなかったとしても、すぐ立ち直り復習をする。
こういった受験に最も必要な態度は、ライバルがするから自分もするのではありません。自分が決めたからすることなのです。それが生きている証であり、生きる意味なのです。
😊結論として、ライバルは、自分が振り回されないという自信があるとき以外は、無視しましょう。
昨日の自分より、今日の自分。今日の自分より明日の自分が向上しているのか?それを常に考えよう。
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