見出し画像

茨城ごはん(2024年9月)

今年の夏も暑かった。十五夜(中秋の名月)に父とススキを取りに行ったのが、良い思い出。月見団子は、翌日すべて食べられていたのもよき思い出。

1.純喫茶ウィーン

純喫茶が好きだ。そして、純喫茶ウィーンが好きだ。10代の頃、ウィーンに行くと、ババロアをサービスして頂いた思い出がある。前回の無職期間中、ハローワークの帰りにひと息ついていた思い出もある。

味のある内装。東日本大震災後、秘密基地のような1階の座席には入れなくなってしまったけれど、2階の味のある雰囲気も好き。

多彩なメニュー。いつも迷ってしまう。
絶対、手作りプリンを食べようと決めていた。

フルーツと生クリームが添えられた手作りプリン。昭和の雰囲気と、素朴な味が、とてもいい。

ちなみに、プリン・ア・ラ・モードは、創業当時(昭和34年)の味を引き継いでいるそう。気になる!

沖縄へ移住する前は、高齢になったおばあさんも接客をしていたけれど、今回は姿が見えなかった。お元気だといいな。

お店を切り盛りするのは、おばちゃんひとり。私たちが訪れた日は、日立市民会館でイベントがあって、大忙しの様子だった。純喫茶の昭和の空間に響く、街中華のようなおばちゃんの声。たくましくて、好きです。

お客さんたちがイベントへ移動した後の落ち着いた店内。のんびり過ごす私たち。

おばちゃん「市民会館じゃなかったの?」
私たち  「はい。」

おばちゃんとレジでしばらく会話する。そんな、ほのぼのとしたやりとりもいい感じ。次は、ナポリタンかな。プリン・ア・ラ・モードもいいな!

【純喫茶ウィーン】
住所:〒317-0064
   茨城県日立市神峰町1丁目10−26
電話:0294-23-4151

2.アジアンダイニング パパヤ

JR小木津駅の階段下に開店したパパヤ。めちゃローカルな場所にあるのに、案外賑わっている。家族連れも多い。地域の人たちに愛されている。

生春巻きも、パッタイも、ヤムウンセンも、ガーリックチキンも、どれも美味しかった!カレーやナンも美味しそうだった。

ヤムウンセン
生春巻き
パッタイ

【アジアンダイニング パパヤ】
住所:〒319-1414
   茨城県日立市日高町1丁目1−12
電話:0294-33-9443

3.café RIN

まだあった!それだけで、嬉しい。大学生の頃から好きな場所。細い路地を通り抜けて、隠れ家のようなお店に入ると、なんだかホッとする。

懐かしのチャカめしを食べる。ランチについてくる白ごまプリンが大好き♡

いつもの場所が、ずっとあるって、嬉しいな。

4.空のえき そ・ら・ら

(1)小美玉ふるさと食品公社「ヨーグルトハウス」

おみたまヨーグルト!ゆず味もオススメ!

飲むヨーグルト

(2)コーヒーフレンド

オーガニックコーヒーを飲むことができる。
メキシコとイエメンの珈琲豆のアイスコーヒーをいただく。

イエメンってどこだろう…と世界に思いを馳せる。

5.和風ダイニング 串成

久しぶりの焼き鳥、美味しかった!

赤ちゃんや幼児さんと一緒にごはんを食べると、子育てをしているお母さんたちを尊敬する。子どもたちのほとばしるエネルギーと、目配り気配りのお母さんたち。普段、自分のことだけすればいい私のような独身者は、未熟者だなあと実感する。

会うたびに、ぐんぐん大きくなる子どもたち。そして、つたい歩きができるようになっていたり、何か言葉のようなものを発したり、パチパチと手を叩いたり。絵を描いたり、絵本を朗読したり。子どもの成長は、早い。すくすく育っている姿を見るのは、無条件に感動する。

お母さんも、お父さんも。
子育てをしている全ての人に、お疲れ様です!!
と労いの拍手を贈りたい。

子どもたちと一緒にいると、
知らない文化を知る事ができる。

「ぞうきんのうた」を知ってますか?

ららら、ぞーきん!と歌いながら、赤ちゃんとお母さんがスキンシップをとる遊び歌。

赤ちゃんの頭から、つま先まで、何度も撫でる。くり返し撫でると、だんだんと赤ちゃんの表情が緩み、笑顔に。幼児さんたちも「私も!私も!」と希望する。お母さんも、子どもたちも、みんな笑顔に。

くすぐったいのがいいのかな。
お母さんとの交流が嬉しいんだろうな。

こどもとお母さんの、大好きなふれあい。
この歌も、撫で方も、初見だった私は、
思わずひと言。

「これ、セクハラじゃないの?!」

どどーん!超的外れな失言!

お母さんたちから、
返答はありませんでした(黙殺)…笑

知らない世界は、たくさんある。知らないままだと、想像できない。こういうズレから、誰かを傷つけてしまうのだろうなと、反省した出来事でした。

6.Café&Restaurant Swing

スイングでランチ。ひたちなか市文化会館でイベントがある日だったのもあって、とても賑わっている。ポークソテーを選択!

MっちとSさんが集ったところに、Nちゃんも偶然訪れる。店内が満席に近いのもあって、相席する。こういう偶然の出会いは、なにか縁があるのだろう。もっといろんな話をしたかったけれど、お互いの出身地や日々のルーティーンについて話して、今日はさようなら。

私の人生について、ぎゅんと凝縮して記憶を辿る。ああ、これがあったから、こうなったんだっけ。40年以上生きていれば、いろいろあるのは当然で、まだまだ未熟で、いまもいまでいろいろあるけど、それでも、全ては良い方へ流れているのだ。

今までだったら我慢できていたことが、我慢できなくなっている。違和感を誤魔化せない。それは老化なのかもしれないし、大人になれたという事なのかもしれない。限られた命の時間を、幸せに使いたい。それは、自分弁護なのか、自己受容なのか。

不安や緊張はあるけれど、私なら大丈夫。私は運がいい。自責や自己卑下で自分のパフォーマンスを下げる思考よりも、ほっと安心して、自己ベストを更新していく思考で行こう!

ただ、やりすぎたり、熱心になり過ぎたり、自分の価値観を押し付けるのは、私の悪い癖だ。バランス感覚を養わないとなあ。

7.ニュータッチ凄麺「茨城けんちんそば」

茨城の郷土料理であるけんちんそば
カップ麺ではあるけれど、お味はいかに。

大前提として、具沢山の手作りけんちんそばの方が美味しいに決まっている。お店や各家庭のけんちんそばには、正直劣る。

だけど、蕎麦粉に常陸秋そばを使用していたり、
かやくに里芋や蓮根を使うなどのこだわりを感じた。

常陸秋そばは、茨城のブランド品種だし、
蓮根は、茨城の生産量が日本一なのだ。

かやくにゴボウが入ってないじゃないか、と不満だったけれど、スープに風味が加えられていると知る。予算の範囲内で、いかに味を再現するかという開発努力を感じた。

県外の方に、これが茨城の郷土料理です!と紹介するには、ちょいと補足をしたくなってしまうけど、美味しくいただきました!ヤマダイさん、ありがとう!

おわり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?