街中の秘境探索
ダム湖百選。
誰が決めているのだろう。
ダム湖百選とは「所在する地方自治体首長の推薦を受けて財団法人ダム水源地環境整備センター(現・一般財団法人水源地環境センター)が選定したダム湖のことである。(Wikipediaから引用)」
ダム湖百選は、2005年(平成17年)に制定された制度で、現在65ヶ所が選定されている。
その65番目のダムが、「倉敷ダム」。
大きい。広い。駐車場がたくさんある。
広場もあって、スポーツもできそうだし、
こどもたちが遊ぶこともできそう。
地域のレクリエーションスポットとしてのダム湖も選定対象のようだから、その枠で選ばれたのかな?
それにしても、高低差のある敷地に、車道を巡らせて、駐車場やトイレが点在している。こんなにダムに人が来るのだろうか?イベント開催などを想定して作ったのかな。
夕方に訪れたので、閑散としていたのもあるけど、人がほとんどいないにも関わらず、駐車場には、沖縄を感じさせる三線音楽が流れていて、逆に奇妙だった。
大きな石(というか岩)が連なる車道とダム湖の境界線も、いやに立派で、作られた当時の資金が豊かだったのかなと邪推したり。
柵がしっかりあるわけじゃないから、ダムに落ちる危険があるんじゃないかなと心配したり。
Hさんと、勝手にいろいろ感想を述べ合う。
敷地内にある池に、白鷺?がいた。
じっと動かず、私たちの車が通り過ぎるまで、まるで、そこに居ないような、置物かのような素振りで、じっとしておられました。美しかったです。
来た時は、駐車場の入口の小さな建物内に、おじさんがいたと思ったけれど、帰る時は見えなかった。トイレに行っていたと思いたい。こんなところで霊能力開花は希望していない。
倉敷ダムの帰りに、琉球市場トントンハウスなる旗に導かれ、寄り道。
ショベルカーなどの重機が並んだ道沿いにある入り口。その先に何があるのか見えない道に入っていくのは、ちょっと勇気がいる。
倉敷ダムに向かう時に通過し、「あれはなんだろう?」と興味を引かれていたけれど、怪しくもあり、入らずに通過。
倉敷ダムの帰り道、ここまで来たら、行ってみようと怖いもの見たさで、道を曲がる。
狭い道で、何台もの車(とはいえ、3台だけど)とすれ違う。
え、案外人気なの?
到着すると、広い駐車場が現れる。
倉敷ダムといい、トントンハウスといい、
駐車場が広い。
さっきすれ違った車が最後だったのか、
駐車場は、私たちの車だけ。
お店と思われる建物や駐車場には、たくさんのモノが溢れている。
降りてみよう。
駐車場や建物を見てまわる。外に置いてあるものは、雨曝しになっていて、器やコップには、雨水が溜まり、落ち葉が浮かんでいる。これらも商品なのかな?それとも廃棄物?
お店と思われる建物をのぞいてみる。
明かりは灯っていない。今日はお休みかな?
向かって左の奥にも行ってみる。
建物は大きくて、外にもたくさんのモノが陳列されている。樹木に合わせて建物を作ったのか、木と建物が一体になっている。
トントンハウスは、手作り工房らしい。
「自分でトントンして創る楽しさを体感しよう。」
まさに、このお店自体が、トントンハウス…!?
営業時間は17時まで。私たちが訪れたのは、17時を過ぎていたので、閉店していたみたい。
倉敷ダムも、トントンハウスも。
街中の秘境、おもしろい。
ちなみに、ダム湖百選。
茨城は、まだ選ばれていませんでした。
茨城にも、いいダム、あるよ。