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嫌なことを笑いに変えることができる人
今日のおすすめの一冊は、斎藤一人さんの『斎藤一人 幸福力』(マキノ出版)です。その中から「楽しみながら生きていく」という題でブログを書きました。
本書の中に「嫌なことを笑いに変えることができる人」という心に響く文章がありました。
我慢って、心のゆとりなんだと思うんだよね。 それをまた、我慢ていうのは「心の問題」なんだけど、それを楽しいことに変えるのが「知恵の問題」なんだよな。 この二つがなしで、世の中うまく渡ろうっていったって、無理だよ。
だって、嫌なことなんかしょっちゅう起きるよ。 同じだけ起きるよ。 精神論やってると、嫌なことが起きないように思ってるけど、違うよって。 で、その嫌なことが起きても、嫌なことととらえない、訓練なんだよ。
柔道だって、投げる技を覚えるだけじゃなくて、投げられたときの受け身も覚えるじゃない。 それと同じように、人生の受け身みたいのがあるんだよ。 嫌なことでもコロッといいことに変えちゃう。これが俺は技だと思うんだよね。
でね、その基本っていうものを、これからみんな、覚えて、自分たちはどういう人生を送っていくのか。
嫌なことなんか山ほどあるよって。だから、それを、その人に会うと、笑い話に変わっちゃうような人を、人は求めているし、な。
大概のことは我慢すりゃ済むんだ。それを我慢というかたちじゃなくて、ほっとした笑い話かなんかに変えることができたら、その人もハッピーだし、周りもハッピーなんだよ。
よく、飲食店やコンビニなどで、ほんの些細なことで怒っている人がいる。度を超えたクレームを「カスタマーハラスメント(カスハラ)」という。顧客が従業員に対して、セクハラまがいの言動をしたり、些細な言動に対して土下座を求めるようなケースだ。昨今では、ある程度年齢を重ねた人の苦情も多い。
まわりでみていてカッコいいのは、店側でサービスのミスがあったような場合でも、それを笑いに変えて、何事もなく済ませることができるような人だ。心が広い、粋(いき)で素敵な人だな、と思う。
しかし、反対に些細なことをねちねち言ったり怒鳴ったりする人は、見ていて周りが嫌な気持ちになってしまう。人として最低の人だな、カッコ悪い人だな、と。
嫌なことを笑いに変えることができる人でありたい。
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