今日のおすすめの一冊は、成毛眞氏の『本は10冊同時に読め!』(知的生き方文庫)です。その中から「オンとオフは切り替えるな!」という題でブログを書きました。
本書の中に「本を読んでいるか、いないかはすぐにわかる」という心に響く一節がありました。
成毛氏はマイクロソフトの元社長で、ビジネス界きっての読書家として知られている。そして、「超並列」読書術という読み方を勧めている。「超並列」読書術とは、バラバラのジャンルの本を、同時に読み進めることだ。
それによって、脳の様々な部位が刺激され、クリエイティブになるという。「千日の稽古(けいこ)を鍛(たん)とし、万日の稽古を練(れん)とす」とは、宮本武蔵の言葉だが、天才武蔵にとっても、数稽古が必要だという。
読書も同じで、数を多く読むことがいかに大切かだ。人は、発する言葉で、その人の教養や知識の度合いがわかってしまう。会話の中で、気の利いた一言もなければ、人物足りえないとも言える。何時間でも飽きさせない話題を持つ人は、多読の人だ。たくさんの本を読めば、自分の世界は大きく広がる。
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