今日のおすすめの一冊は、安岡定子氏の『実践・論語塾』(ポプラ社)です。その中から「芸に遊ぶ」という題でブログを書きました。
本書の中に「遊び心で生きる」という心に響く文章がありました。
楽しむとは、愉しむであり、その世界で遊ぶことができること。 「遊戯三昧(ゆげざんまい)」という「無門関」に出てくる言葉があるが、我を忘れて、無心に遊んでみるということ。
仕事も、趣味も、俗世間も、さらには人生の運不運もすべて遊び心で生きることができれば、人生、これほど愉しいことはない。
山田無文老師は「遊戯三昧」の境地をこう言っている。 「働くことがそのまま遊びなんです。 人のためにすることがそのまま遊びなんです。 苦しい目に逢うこともまたそのまま遊びなんです」
まさに、今東光和尚の言葉、「人生は冥途(めいど)までの暇つぶし」だ。 「知って、好きになって、楽しむ」 人生を、心の底から楽しむことができたら幸せだ。
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