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自分の中に眠っている宝
今日のおすすめの一冊は、ルイス・タータリャ氏の『不思議なくらい 心が強くなるヒント』(三笠書房)です。その中から「出会った人はすべて先生」という題でブログを書きました。
本書の中に「自分の中に眠っている宝」という心に響く文章がありました。
自分の潜在力をアップさせる唯一の方法は、言い訳をしないで、自分が持っている選択肢の中からベストなものを選び出すことだ。
自分にないものを嘆いていても仕方がない。 言い訳しても、手持ちの選択肢が増えていくわけではない。 むしろ、言い訳は選択肢を減らす働きをする。 私たちには無限の才能が溢れている。 その才能を伸ばせないのは誤った考えのせいであって、能力がないからではない。
才能はどこにでも眠っている。 ただし、それを掘り起こすには努力が必要である。人によっては、地表の近くに才能が眠っていて簡単に掘り起こせることもあれば、深いところに埋まっていて掘り起こしにくいこともある。 いずれにしても、どこかに才能が隠されていることは間違いない。
自分の才能を信じよう。 そうすれば、人生が活き活きとして、自分の「いいところ」も必ず伸びてくる。 そういう人は、周囲に明るさをもたらしてくれるので、見ていて、とても気持ちがいい。
自分に言い訳をしないことは、まず何よりも自分自身が楽に生きるためのコツであるが、周囲の人たちに好かれる方法でもあるのだ。
明珠在掌 (めいじゅたなごころにあり) という禅語がある。 素晴らしい宝物が自分の手の平の上にある、ということだ。 多くの人は、アイデアや、才能、という宝物は自分以外のところにある、と思っている。
新事業を立ち上げるときも、全くやったことのない新事業をやろうとするより、今までやってきた仕事の中や、その周辺から新たな芽を見つけたり、組み合わせたりした方が成功する確率は格段に高くなる。
自分では気づかないが、他から見るとうらやましいような宝が隠されているものだ。 自分の中にある宝物を掘り起こす人は、今自分ができる目の前のことにベストを尽くしている人。 できない言い訳を考える人ではない。 自分の中にある宝物を見つけたい。
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