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しけた顔はお止(や)めなさい

今日のおすすめの一冊は、藤木相元(そうげん)氏の『「運」を味方につける48の習慣』(幻冬舎)です。本書の中から、『「笑い」は縁と縁を結ぶ』という題でブログを書きました。

本書の中から「しけた顔はお止(や)めなさい」という心に響く文章がありました。

私は、よく「しけた顔はお止(や)めなさい」と言います。 男女関係なく、「しけた顔」は「暗」です。 血色が悪くて、色つやもなく、顔全体の筋肉がだらりとたれさがっていて、元気がなく、どこを見ても輝きがないのが、しけた顔です。 

人は、病気になると、顔に血の気がなくなったり、顔色がくすんだりしますよね。 しけた顔をしていたら、病気を誘発するともいえるのです。 さて、この「しけた顔」を治す方法はシンプルです。 たくさん感動することです。 

小さなことでも、毎日何度も感動すると、その感動が表情に出ます。 感情が動くということは、脳が動いているということ。 結果的に、毛細血管を活性化させ、顔に健康的な赤みや、つやをもたらすことになります。 これこそ、「動」の顔の効力です。 

さて、幸せな人生のためには、人との交流をなくすことはできません。 自分をいかに「発信」し、相手のことを理解して「受信」するかが、あなたの人生を成功に導きます。 そのために必要なのが「動」の顔です。 

喜怒哀楽が豊かな人ほど、表情が動きます。 たとえば、嬉しいことがあったり、微笑ましいものを見たときに、人は自然と「目を細く」します。 目を細めて微笑むことは、人を「明」の気持ちにさせます。 遠くを見るときも、実際に目を細めますが、遠くを眺めたり、昔を思い出してほのぼのするのも、いい「動」の表情です。 

ちなみに、観相学では、理想や希望を胸に成長した人は、目が細くなるとされています。 また、びっくりすると、「目を丸く」します。 ふだんから目を丸く見開いていると、周囲の変化に敏感になり、感情の起伏も激しくなり、好奇心旺盛で行動力溢れる人になります。 

どんな形の目の人でも、驚いたときは思い切り大きく目を見開くことです。 そうすることで、感受性を育てていくことができます。 また、視野が広がっていきます。 鼻も大切です。 肉付きのいい大きな鼻は、行動力とスタミナの証です。 

でも、小さな鼻の人も、大丈夫。 鼻の穴をふくらませて、空気をたっぷり吸い込み、一気に吐き出すことで、行動力がついてきます。 

そして、口には笑顔。 とくに男性は、顎がはずれるほど大きな口を開けて笑うのが、「明」の顔です。 ただし、女性の場合は、気のおけない場であればいいですが、多くは微笑のほうがいいでしょう。 

とにかく、喜怒哀楽で豊かに表情を動かすことです。 無表情では人との関係が「明」になってはいきません。 

◆ 藤木氏は、観相学から見た美人と不美人の違いについてこう語っている。 
●現在、テレビでもてはやされている美人を100年も前にタイムスリップさせたら、とても美人とは言ってもらえない。 美人の外見的価値観に対しては、時代により、個人により、民族により、基準が全く違う。 

●そうした格差を超越し、視覚的に判断できる基準がある。 それは、ただ一つ、「明」である。 犬や猫も、本能的に人間の明暗を判断し、間違いなく明の人に近寄る』(以上、同書より) 

「明」とは明るい人、笑顔と笑いがあって、オープンで、感謝の多い人。 喜怒哀楽の振幅の大きい人ほど、感性が豊かで明るい。 そして、感性が豊かな人は、感動も多い。 

◆表情を豊かにするには… 「目を丸くして、驚く」、「鼻の穴をふくらませて、空気を吸い込む」、「大きな口を開けて大笑いする」 そして、小さなことでも、毎日何度も感動する。 「運」を味方にする習慣を身につけたい。

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


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