今日のおすすめの一冊は、マーティン・フォード氏の『AIはすべてを変える』(日本経済新聞出版)です。その中から「AIは第二の電気になる」という題でブログを書きました。
本書の中に「生き残る職業」という興味深い一文がありました。
結局のところ、「基本的にルーティンで、予測可能なタイプの仕事は避けたほうがいい」とはいうものの、その中でも生き残る人はいる。弁護士であっても法廷で強くクライアントとコミュニケーション能力に長けた人は生き残るし、そうではない通り一遍の弁護士業務しかできない法廷で弱い弁護士はAIにとって変わられる。
つまり、その職業全部がなくなるわけではなく、点と点をつなげることのできない、スキルのない、コミュニケーション能力の低い人たちがAIにとって変わられるということだ。
もちろんまったくなくなってしまう職業もあるが、大方は自分の能力を磨き、その分野で頭角を現している人は生き残るということ。いつの時代も、生き残る人は、自分を磨き、自分を高める人だ。
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