今日のおすすめの一冊は、ひろさちや氏の『いい言葉が、心を掃除する』(PHP研究所))です。その中から『「ありのままの自分」は怠け者の言い訳』という題でブログを書きました。
本書の中に「この世のすべては修行であり、何ひとつ無駄なことはない」という心に響く文章がありました。
京セラ創業者の稲盛和夫氏はこう語る。
輪廻の考え方からすると、この世にはテーマを持って生まれてくるという。それが、前の時(前世)より、少しでもましな人間になること。そのために、つらいことや、イヤなこと、苦しいことを、自分自身が長い人生の中にちりばめ、設定してきた。
自らハードルを高くしてそれを乗り越えることが、己を高めることになるからだ。「困難なこと」は自分自身が決めたこと、と思うなら、それに文句を言ってもはじまらない。自分の魂の修業のために、我々はこの世に生を受けた。
魂を磨き、輝かせる修行。つらいことやイヤなことが、磨き砂となって、魂を磨いてくれる、この世は最上の修業の場。
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