今日のおすすめの一冊は、小名木善行(おなぎぜんこう)氏の『誰も言わないねずさんの世界一誇れる国日本』(青林堂)です。その中から「日本書紀とは」という題でブログを書きました。
本書の中に「日本の建国について知る」という心に響く文章がありました。
「八紘一宇」の「八紘」とは四方八方のことで、「宇」とは、屋根のこと。つまり都を中心に、四方八方のすべてが、ひとつ屋根の下に暮らす家族となろうということだ。
また、詔には「東征より六年を経た」とあるが、「征」の字が後年、征服とか、征伐などの熟語に使われるようになったため、軍事力で征服したと解釈されることが多いが、それは違う。「征」は正しきを行うという意味の漢字で、「東征」とは「正しいことを行うために東に向かった」という意味。
「正しいこと」とは「誰もが豊かに安心して暮らせる社会を実現すること」。また神武天皇は稲作を全国に広げた人で、農業指導をして多くの人々から尊敬されたという。そして、神々の「おおみたから/大御宝(一般大衆、国民)」という民衆を大事にしようということも書かれている。
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