今日のおすすめの一冊は、枡野俊明(しゅんみょう)氏の『放っておく力』(三笠書房)です。その中から「人間は嫉妬する生き物」という題でブログを書きました。
本書の中に「今日庵のこと」という心に響く文章がありました。
◆親鸞聖人は「明日ありと 思う心のあだ桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」という歌を残した。明日もまだ咲いているだろうと思っていた桜も、夜中に嵐がきて、いっせいに散ってしまうかもしれない。
「明日やろう」「いつかやればいいさ」と思っているうちに、人生はあっというまに終わってしまう。実際は、明日という日はない。いつまでたっても、今、今、今しかないからだ。
それが禅でいう「今、ここ、私」。
今日ただ今を大切にしたい。
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