地球は行動の星だから
今日のおすすめの一冊は、小林正観さんの『ただしい人から、たのしい人へ』(廣済堂出版)です。その中から「実践の人であれ」という題でブログを書きました。
斎藤一人さんは「実践(行動)」についてこう語っています。
この星は、思ったことがかなう星ではありません。思ったことが正しいかどうか、それを行動に移してみて、うまくいったらそれは正しい、うまくいかなかったらそれは間違いである、ということがわかる星なんです。そのためには、まず人に聞くのもいいし、勉強するのもいい。けれど、いずれにしても行動ありきなんです。行動しながら自分にとっての正しい道を選ぶの。
成功とか、楽しさとか、しあわせとか、そういうのを探す星なんだよね。それで、さらに言えば、最初からうまくいかない星なの。そんなことは当たり前なんです。だから「行動したけどうまくいきませんでした」って、当たり前のことにいちいち落ち込んでいたらダメだよ。とにかく成功するまでやる。それがおもしろさなの。成功がおもしろいんじゃないです。成功するまで改良する。その成長している自分が魅力的で、おもしろいの。
成功、成功っていうけど、成功っていうゴールより、そこに向かっていく旅路の途中がおもしろいんだよ。旅行でも目的地に向かっているときがいちばん楽しいんです。着いたら、あとは帰るだけなんだよね。行動してもうまくいかなければ、それを改良・改善すればいいんです。特に大切なのは、自分を改良することです。そうすると魂的にも成長します。それと「改良グセ」を身につければ、仕事でもなんでもうまくいくようになるからね。
この世のシステムはすべてそうだけど、改良しないといけないようになっているんです。たとえばアメリカの自動車メーカーのフォード社は「T型フォード」というのを作って、初めて自動車を大量生産しました。当時としては画期的なことだったけれど、だからといってフォードがもし、その当時のままの「T型フォード」を作り続けていたら、フォードはつぶれていたでしょう。フォードが今でも生き残っているのは、車に改良に次ぐ改良を加えているからなんだよね。(地球は「行動の星」だから、動かないと何も始まらないんだよ。/サンマーク出版)より
彫刻家の平櫛田中(ひらくし でんちゅう)氏に、『挑戦挑戦、また挑戦。修練修練、また修練。やってやれないことはない。やらずにできるわけがない。今やらずして、いつできる。わしがやらねばだれがやる。』という有名な言葉があります。すべてのことはやってみなければ、できるわけがない、ということです。
地球は行動の星、という言葉を胸に刻みたいと思います。
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