今日のおすすめの一冊は、竹内均氏の『自分を生かす選択』(三笠書房)です。その中から「寸暇を惜しんで読書する」という題でブログを書きました。
本書の中に「新しい視点で洗い直す」という心に響く文章がありました。
業績が悪いので、現業とは異なる異なる異業種の分野に進出したが、失敗してしまったという例は多くあります。例えば、建築の会社が、業界の景気が悪いからと、飲食業に進出したというような例です。
飲食の業界にいる人たちは、飲食業界の中には熾烈(しれつ)な競争があるのを知っています。しかし、他の業界は、簡単そうで、儲かりそうに見えるのです。まだ成熟していない新興の業界ならいざ知らず、ほとんどの歴史ある業界には生き残りをかけた厳しい競争があります。
本当は、今自分が携わっている仕事を深く掘り、新たな発想で、全く違った会社にしていく方が成功の確率は高いのです。「隣の芝生は青く見える」ように、よその業界や会社は、よく見えます。もっと頭を柔らかくして、独創力を身につけ、新たな視点で、新たなアイデアを生み出すことが必要だと思うのです。
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