今、ここを生きる
今日のおすすめの一冊は、ひろさちや氏の『気にしない、気にしない』(PHP文庫)です。その中から「人生は芝居」という題でブログを書きました。
本書の中に「今、ここを生きる」という心に響く文章がありました。
◆どこへ行っても人生を楽しむことができる人は、人生の達人だ。たとえ左遷されようと、お金がなかろうと、自分の意図しない部署に配転されようと、病気になろうと、その場を楽しむことができる人だ。
それは、幸不幸の感じ方と同じ。この世には「幸福」というだれもがわかる現象があるわけでもなく、「不幸」という確固たる現象があるわけではない。そこに、「幸福を感じることができる人」、「不幸を感じる人」がいるだけだ。
「ああ、そうなりましたか」と従容(しょうよう)として受け入れることができる人には、「左遷」という現象は発生しない。ただの異動にすぎないからだ。
魅力ある人は、どんな場所に蒔(ま)かれようと、今ここで、花を咲かせることができる。
今、ここを生きることができる人でありたい。
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