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若さとは自発性だ

今日のおすすめの一冊は、斎藤茂太氏の『モタさんの10倍ツキを呼ぶ50の言葉』(知的生き方文庫)です。その中から「一張一弛(いっちょういっし)」という題でブログを書きました。

本書の中に「若さとは自発性だ」という心に響く言葉がありました。

私は「好奇心を持つこと」が、人生でなによりも重要なことだと思っている。

医学でも科学でも、社会的にも、対人関係でも、人の一生を動かしている原動力は好奇心だと思うからだ。物事の真実を知りたいというのも好奇心基本だし、なにかを達成するために努力しようという気持ちも、「自分の力を試してみたい」という好奇心からくるものだと言える。

「とにかくやってみよう」というのも好奇心から生まれる気持ちだ。そこからさらに積極的に、「自分にまかせてください」と言えるようになれば、ツキもおのずからやってくると思う。

「チャレンジしてみよう」「自分から困難に立ち向かっていこう」という自発性が、局面を切り開くことがよくあるのだ。

ドイツのノーベル賞作家・トーマス・マンは、「若さとは自発性だ」と言っている。この場合の「若さ」というのは、年齢が若いという意味だけではない。「自発的に動く人は若い心にあふれている」ということを意味している。

当事者意識がないと、主体性は生まれない。あらゆることを自分事として捉えることができるか、ということだ。自分事にできない人は、すべてを他人事にしてしまう。人のせいにしたり、事なかれ主義だったり、自分が積極的に関わろうとしない。

他責の人に自発性が生まれることはない。当事者意識とは物事を自分の責任として捉え、主体的に動くことだからだ。

常に好奇心を持ち、自発的に動く人でありたい。

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


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