鈍な人は繰り返す能力がある
今日のおすすめの一冊は、ひろさちや氏の『捨てちゃえ、捨てちゃえ』(PHP研究所)です。「欠点を含めてあるがままを愛する」という題で書いてみました。
川北義則氏は、『ちょっと自分を変えてみる生き方』(廣済堂出版)の中でこんなことを言っている。
一見、頭のよい人間よりも、どこか鈍(どん)な人間のほうが大きな仕事をやり遂げることが多い。これはなぜだろうか。理由は二つあるように思える。ひとつは余計なことを考えないからだ。「ダメかも知れない」とか「もっとよいやり方があるのでは…」といったことに思いを馳せない。
もうひとつは「繰り返す能力」があることだ。「反復」ということを軽く見る傾向があるが、人間心理に一番影響を及ぼすのは繰り返しなのである。つまり余計なことを考えないで、一つ事を繰り返す能力を、鈍といわれるような人は持っているのだ。この能力は地道な努力、すなわち「地力(じりき)」のようなもの。つまり鈍と見える人には地力があるのだ。
鈍な人の反対の、あたまが切れ過ぎる人は、相手につけ入るスキを与えない。理論的で滔々と自説をまくしたてたりする。相手の話を最後まで聞かず、自分で結論を先に言ってしまったりする。要するに、プライドがあり自信を持ちすぎているため、まわりから嫌われやすいのです。だから、人間関係がヘタです。
それからもうひとつ、鈍な人間は「繰り返す能力がある」というのは、継続力があるってことですね。私も比較的、継続力はある方なので、やっぱり「鈍」というのが証明されちゃったなぁ、と深く納得(笑)
今日のブログはこちら☟
https://ameblo.jp/hiroo117/entry-12608397888.html