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向上心って大事

今日のおすすめの一冊は、木村進氏の『頭がよくなる名言100』(総合法令出)です。その中から「新しいドアは開いている」という題でブログを書きました。

本書の中に「向上心を持とう」という素敵な文章がありました。

《向上心のない、まったくやる気のない人間は、それまでの人である。どんなに素晴らし才能があったとしても、意味がない。》(アンドリュー・カーネギー)

平凡であることは悪いことではない。平穏無事な日常であるほどの幸せはないといえる。ただ、この平穏無事の日常を幸せと感じるためにも、向上心は必要である。例えば、自分のまわりの人間関係や仕事を考えてみればいい。そこにいる人たちを助けていこうともしない、仕事で何をやるべきか考えない向上心のない人、まったくやる気のない人などは、ただの迷惑な人となる。
他人任せで、人に頼ってばかりの人となり、これでは平穏無事ということにはならなくなる。人類は狩猟の時代に、計画を立て、人と協力し合うことでマンモスなどを仕留め、何とか生きていくということをしてきた。向上心のない人、やる気のない人は、この人類の基本的な出発点に反する生き方をすることになる。
今は何をやってもいい時代ではある。しかし、その中でも、自分が考える生き方を貫くためにも何もしないわけにはいかない。向上心、やる気は必ず私たちになくてはならない。あとは、何を目標にするかということとなる。それは自分で決めればいいことだ。

あるネットの記事で、昔アイドルだった女性の老後の姿が出ていました。当時は月給で300万もらっていたが、60歳を過ぎた今は週に6000円でやりくりしているといいます。可愛さや若さを武器にして、たまたまアイドルになってしまい、その結果、考えられないくらい豪華で浪費的な生活をしてしまう。

月日がたち、人気が陰ってきてもその浪費癖が抜けきらない、というパターンです。運命の女神は人をテストします。大成功したときに我を忘れて有頂天になり、感謝や謙虚さを忘れてしまわないか、というテストです。もし、謙虚さを忘れないでいたら、「おかげさま」と周りへの感謝を持ち、自分の才能を磨き続けることをするのですが…。

ビギナーズラックという言葉がありますが、たいした努力もなしにたまたまのラッキーに出会ったときに、それを実力と勘違いしてしまうと大変なことになります。いくつになっても向上心を忘れず、自分を磨き続ける人でありたいと思うのです。

今日のブログはこちらから☞人の心に灯をともす


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