今日のおすすめの一冊は、内藤誼人氏の『継続はだれも裏切らない』(PHP)です。その中から「人に抜きんでる努力」という題でブログを書きました。
本書の中に「努力は続けなければ意味がない」という心に響く一節がありました。
いまどき、「努力することにこそ意味がある」と言ったら、多くの人から古臭いとかカッコ悪い、と言われてしまうのがオチだ。
なぜなら、「効率よく最短で成果を得る」とか「努力しないで痩(や)せる方法」とか、「努力しないで成功する」等々の生き方の方が主流となっているからだ。 「効率よく、短期間で、結果を出す」、という要領の良さや、損得で考える人は多い。
「まずは、努力に価値を見出すことが必要」と内藤氏はいう。 そして、「努力は決してムダにならない」と。 才能がある人や、天才ならいざ知らず、凡人は努力するしかないのはわかりきった話だ。
しかも、圧倒的に努力することしか、一頭地抜きんでることはできない。 それを、稲盛和夫氏は「誰にも負けない努力をすること」だという。 それは取りも直さず、「継続すること」に他ならない。
「誰にもできる平凡なことを、誰にもできないくらい徹底して続けること」(鍵山秀三郎) すると、「平凡な中から生まれる、非凡を知ることができる」という。 努力をやめたらただの人になってしまう。「努力は続けなければ意味がない」という言葉を胸に深く刻みたい。
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